東京:目白「志むら」(1)


なんなんでしょう、この連日の酷暑は。
エアコンが好きではない私も、流石に入れていないとこの家では確実に熱中症になるので
つけて過ごしています。
帰宅したら、床は床暖房入れてないのにほかほかに温まってるし、
蛇口を捻れば給湯器入れていないのにお湯が出ます。

今日は、そんな暑さから逃れてBunkamuraザ・ミュージアムで開催されている
ブリューゲル版画の世界を見にいってきました。
電車の広告で見て、なんてシュールな世界なんだと夫ともども気になっていまして。

まずは渋谷のとんこつラーメンを食べたのが美味しくて満足。
しかし、量が多い処へ来て、
夫がサービスで頂いたごはんを先に食べてたら全部食べきれなくなったと言い出すもので
思わず私が残りのラーメンを食べてしまいましたよ。

そんな満腹のおなかを抱えて、ミュージアムへ。
ブリューゲルだけでなく周辺の画家達の作品も多数展示されていましたが、
やはりブリューゲルのものがずば抜けてシュールで、仕事量も緻密で見応えがありました。

メインになっている作品をアニメーションにしているコーナーがあり、
これがまたよくできていて、思わず口をあんぐりと開けて見入ってしまいます。

寓意を込めた図柄の数々も興味深かったです。
気が付くと2時間ほどじっくり見ていました。
充実の時間でした。

軽く買い物を済ませた後は、とにかくかき氷を食べたくて仕方ないという夫を
志むらに行きたくて仕方ない私がここへ案内しましたよ。
『東京五つ星の甘味処』を購入してからずっと、いつか行きたいと思いつつ、
目白に行くことがなかなか無くて今日まで来てしまいました。
しかし、目白に行くことがないからとか行っていないで、
目白に行けばいいのだと気づいたのでした。

さて、最初は絶対に頼むべきは生いちご800円。
未だかつて、このようなフレッシュないちごシロップを味わったことがありません。
果物らしさがはっきりとわかる魅力的なかき氷です。

私は青梅700円。

これがまたサッパリしていて、さらさらっと食べられます。
よく漬かった梅も2個分あって、梅好きにはたまらなく嬉しい。

生いちごと青梅を交互にお互いに食べて、
フレッシュな甘さと、リフレッシュできる梅の酸味とを行きつ戻りつしながら
おいしいねおいしいねと言い合っておりました。

最後は、熱いお茶を頂き、二人とも残しておいた梅をかじりながら
ひとごこち付きました。

いやはや、願いが叶って幸せなひと時でした。
2階と3階に喫茶室がありますが、雰囲気がよいのは2階のほう。
3階に通されましたが、わりとぎゅう詰めでした。
しかしながら、夕方だったにもかかわらず、お客さんが全く途切れず
次々に様々なカキ氷が運ばれていくさまを見ていました。

絶対また行きたいです。
今度はお昼の赤飯弁当でランチした後に、かき氷、なんてのもしてみたいな。