ベーコンとパセリのフレンチトーストサンド


卵と、余っていたので生クリームを溶いた液にスライスしたパンを浸し
バターを溶かしたフライパンでこんがり焼きます。
そのそばでベーコンもじゅうと焼きます。
パンをひっくり返したらベーコンと刻んだたっぷりのパセリを挟み
さらに狐色になるまで焼いたらでき上がり。
もっちりした濃厚なフレンチトーストサンドです。
最近、伊予柑と林檎を合わせるフルーツサラダが何故かマイブーム。

さて昨夜は、グルメの師匠Aちゃんに恵比寿のフレンチレストラン、
サリューに連れて行って貰いました。

明るい店内は殆ど女子で埋め尽くされていて和やかな雰囲気。
ディナーは5,250円(+サービス料10%)のプリフィクスで、
柔らかな手書き風のメニューを読んでどうしようかと
思案するのも期待に胸が膨らむ至福のひとときです。
と云いつつ、前菜もメインもデザートに至るまで
それぞれストレートに響いてきた物があり即決。

基本的に下戸な私は、お料理のポーションが多そうなのを見て
お喋りとお料理に集中するためアルコールは無し。

まず豚肉のリエットが出たので、お肉を食べられないAちゃんのために
私が二つともやっつけます。

前菜は、ばい貝とウニのエスカルゴ風グラタン。
タコ焼き器のような器に入ったそれは、まさにエスカルゴ風。
熱々のソースのニンニク香も食欲をそそり、
パンにつけて全部平らげました。

彼女のオーダーの牡蠣も素晴らしかったようで、
あんな大振りの牡蠣をいくつも食べてメインが入るかしら、
と心配になるくらいでした。

メインは、鹿モモ肉のステーキ 赤すぐりのソース。
初めての鹿肉!食べてみたかったんですよねえ。
赤身で癖の無い上にフレッシュの赤すぐりの酸味がとても爽やか。
とても美味しかったです。

彼女は本日のお魚料理で、スズキのグラタン。
(正式名称忘れましたが)
重くなりすぎない、焼き目の付いたホワイトソースの味の余韻に
ずっと浸っていたようです。

デザートは、栗のムース バニラアイスクリーム添え。
白い球形の陶器が運ばれてきて、
その蓋を取って感動しました。
いがぐりの様相を呈しているではありませんか。
カリカリのいがとラムの香りのかぐわしいアイスを
一緒に口に運んでまた感動。
底に敷かれた栗のムースも、濃厚でえも云われぬ幸せに包まれます。

最後にコーヒーと、小菓子でしめ、寛いだ時間を過ごせました。
スタッフの人のフレンドリーなサービスも心地よくて
贔屓にしたくなるレストランです。

外は冬らしい冷たい風が吹いていましたが、
心も身体も芯から温まった夜でした。

朝食
Tea&Life