東京:上野「コーダリー」(2)


ゴールデンウィークの期間中に夫の母が上京する用事がありました。希望を聞いてみると上野界隈を色々と見て回りたいとのことで、朝一で出掛けて清水観音堂や上野大仏などをまずはみて回りました。
途中、水で絵を描く方を見かけました。

アド街で以前見て以来、いつかその現場に居合わせたいなあと思ってたら、この日やっと出会えました。あまりにもさりげなく、すすすーっと迷いなく、しかも上下逆から描いているのでした。すごいなあ。こういう身近なアートっていいですね。

さて、国立西洋美術館へ。この前をよく通りましたが中に入るのは初めてだった気がします。世界遺産に登録されて益々行ってみたいと思っていたのでちょうどよかったです。

『シャセリオー展―19世紀フランス・ロマン主義の異才』というのを開催中でした。また、新館では『日本・デンマーク外交関係樹立150周年記念 スケーエン:デンマークの芸術家村』がありこちらも鑑賞しました。明るい色彩が結構好みでした。

そしてランチはこちらへ久しぶりに伺いました。プリフィックスのランチで、それぞれに前菜・メイン・デザートを選べます。
冒頭のスープは雪下人参のスープで、ブルーチーズのフルム・ダンベールがよいアクセントになっていました。
前菜は、うさぎのテリーヌ。

贅沢にもフォアグラが中に包まれていますが、全体的にはあっさりとした鶏ハムに近い感じ。まるごと1本買い求めたいくらいです。メインはブーダンブラン、豚のソーセージ的なもので、とても口当たりが滑らかで。細かい仕事がされているのだろうなあ。

付け合わせにタケノコや山菜が組み合わされていて、季節感も味わえます。

デザートにはビワのコンポート。

実は夫の母には夫があらかじめオーダーし、ちょっと早い母の日のお祝いのプレートにしてもらいました。花びらが散らしてあり、とてもロマンティックな一皿になっていました。とても喜んで貰えてよかったです。

最後にはホットコーヒーと小菓子。

上野でランチをする時には割と雑多な感じになりがちでしたが、やっぱりコーダリーでたまにはランチしたいなあと改めて思いました。

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