2001年 イギリス篇 食べる!買う!

朝食

昨日の疲れか、物凄く起きられない朝でした。それでも8時頃に朝ご飯に降りていきました。
ポーチドエッグを頼んだら、下にトーストが敷いてありました。卵料理の下にトーストを敷くって一般的なのですね。今朝はトーストを頼まず、パン・オ・レザンに。デーニッシュ類はカウンターに積まれています。そしてメロンとスイカとプルーンのサラダを。今日もしっかり朝ご飯を頂きます。

午前の部

今日の予定はショッピング。9時半にB&Bをでて、ヴィクトリア駅でYunpiyoさんにTELをして今夜の待ち合わせの確認を。1day travel cardで始動。

まずピカデリーサーカスのジャパンセンターに初めて足を踏み入れます。と云うのは、日本語入力できるネットカフェがなかなか無く、ここなら確実だったからです。(ロンドンでよく見かけるオレンジ色の何とかって云う処は、日本語入力でき無いと云うのを、事前に聞いていたので・・・。今はどうなんでしょう?)ここは20分/1£。日本語でメールを打てる貴重なチャンスです。すごい手際でメールをチェックし、返します。

イギリスではSaleのこの季節。
ローラアシュレイで幾つか仕入れます。あまり花柄花柄したものが減っていて、Nextのようなシンプルなデザインばかり。後でYunpiyoさんに聞くと、花柄だとターゲットが限られるので、万人受けしようとシンプルを目指したら、特長がぼやけてしまって混迷状況だとか。
ボディショップではこまごましたモノを購入。
まあそんな感じであちこち回ります。日本では滅多にこんな風にお買い物ばかりする日はないなあ・・・。

昼食(Art Bar Cafe)

Libertyの2nd floorのカフェにて軽い昼食。
a pot of Assam £1.50 Ceasar salad £5.95
爆量のレタスを運んできた女の子が「Enjoy your lunch!」ときちんと目を見てにっこり。デパートのお昼時のカフェですっごく忙しい筈なのに、そういうコトができるのは彼女の人柄なのか・・・ホントは当然(私もそうしたいと思う)なんだろうけど、それを際立った出来事と感じてしまう、普段接するの接客のレベル・・・。

足が休まるまで、日記を書いたりお茶をだらだら飲んだりしてて、すぐ近くの人の世間話が耳に入りました。なんだかすごいショックなことを人に云われたからすぐさまレスキューレメディ飲んだのよ~なんて云う内容。レメディって普段の暮らしに根付いてるものなのですね。でも日本では高い!

午後の部

ソファ用に猫の柄の小さなクッションやら、小物などを買い、ハロッズへ。
友人のリクエストで、子供用の歩き紐が欲しかったのです。ハロッズならあるかもって事で。
子供売場で、その名称が判らなかったので、こう云う風に使うもの、と一生懸命説明して尋ねたら、それはleashと云って、アメリカ式のやり方なのだと教えてくれました。そしてうちでは取り扱っていないということで、もう一つの売場に問い合わせてくれました。しかし無かったらしい。はす向かいのブーツは大きいお店だからあるいは置いてるかも、と更に教えてくれました。「リーシュってどんなスペルでしょう?」と尋ねたら、その若い女性販売員は、一瞬たじろいで笑い、「ちょっと待ってくださいね、スペルに自信が無いの」と近くにいた同僚たちをつかまえて協議し、戻ってきて「これでいいと思います、みんなも賛成してくれたから」と紙に書いて渡してくれました。
残念ながらブーツにも置いてないとのことでした。

そんなこんなで、あちこち巡り。

夕食(Livebait)

コベントガーデンのM&S前でYunpiyoさんと待ち合わせ。 彼女に予約してもらったレストランです。 メインとデザートの2コースディナーを頼みました。2コースというと、前菜とメインという組み合わせもあるのですが、まあ当然甘い物好きの私たちは、デザート重視で。Yunpiyoさんはアルコールが飲めないのでスパークリングウォーターで乾杯!
メインには白身魚のoven roast
マッシュポテトやら、ほうれん草やら美しくミルフィーユ仕立てになっています。見た目にも面白いだけでなく、たまらなく香しいので俄然お腹が空いてきます。パンもついていて、何某かを選びました。
美味しい晩ごはんを頂きながら話も弾みます。YunpiyoさんとはYahoo!の英国関連のBBSで知り合ったばかりなのですが、お互いのことを話していて、不思議と昔から知ってるような感覚。お互い何かと苦労してますよねぇ。ふふふ。
デザートは今日のオススメの苺のムース。うわ、何と綺麗なのだろう。カモミールティーを別オーダーして。ご飯も大満足。

合計一人あたり£23.40でした。

テーブル担当のお兄ちゃんに撮ってもらう。この人もまた楽しく、写真を撮ってもらう時にもふざけてカメラを自分に向けたりして。
彼が何かの冗談を云った時に、Yunpiyoさんがぺらぺらっと反応してわっと盛り上がったので、「あ~まだまだ全然聞き取れないのだわ」と気を引き締めた瞬間でもありました。でも判ったふりして笑ってしまった。
10年近くロンドンに暮らすYunpiyoさん、この地で仕事のかたわら、コーラスグループに参加して趣味に励んだり。何処にいても自分を持って中身の詰まった暮らしをしたいですね。
再会を約束して。楽しく充実した夜でした。

B&Bに戻って、キーを渡してくれるのはチェックインの時に担当してくれた物静かなおじさま。「元気ですか?」「ええ元気です、貴方は?」「元気ですよ」そして「35!」と私が告げる前に部屋の鍵を出してくれました。「Sleep well」