東京:六本木「虎屋菓寮」


いつも何かとお世話になっているKARIEさんにご案内いただき、まずは風情ある建物の永田町 黒澤でご奉仕一口ヒレかつ定食と「黒澤」の文字で包まれたジューシーなメンチカツを堪能しました。
外務省外交史料館別館へマッサン展を見に行くべく、雨の中張り切って移動しましたが、まんまと外交史料館の方へ入ってしまいました。
だってこちらの方が門が開いてるから、入っていいのはこちらだと思うじゃないですか。

しかしながら人当たりのよい優しい史料館の方が、丁寧に「別館」の入り方を教えて下さり、ちなみに今いる史料館では杉原千畝さんの展示がありますよともいい添えてくださったので折角ならとこちらも見学しました。

本当に何かと物事を知らない私ですが、最近TVで初めてこの方のことを知り、何故もっと広く知られてないのかが逆に不思議なくらいでした。
まあそれは日本政府がやっと2000年に名誉回復を行って、ようやく日本でも取り上げられているようですので、遅ればせながら私も知ることとなったのも道理なのかも。

さて、お次は最初に行こうとしたマッサン展が開催されている別館へ移動します。
高いフェンスに閉ざされた向こう側に、重たい鉄の扉を開けて入っていく勇気は最初からは無かったなあ。

展示は、幕末から始まった日英関係から、スコットランドとの関わりや、マッサンのモデルとなった竹鶴政孝関連の国際結婚に関する史料など、そして戦後に国として認められて次第に再び諸国との外交が開始する様子なども史料で辿りました。
マッサンって緻密で綺麗な字を書くのですねえ。
興味深い展示でした。

ミッドタウンへ移動し、虎屋菓寮で一休み。
お汁粉を小倉で、そして抹茶グラッセも付けて2,009円(でもお会計では2,008円)。
優しい甘さは和三盆故か、柔らかく馴染んでいます。流石、餡は小倉も品があって美味しい。
焼いたお餅も香ばしく、しば漬も素晴らしい箸休めでした。

ほろ苦い抹茶グラッセは、後味をさっぱりとさせてくれますので、ガムシロップは入れずに。
奥に見えるのはKARIEさんのあんみつです。
楽しい時間を有難うございました。