東京:有楽町「ローヤル」


昨夏くらいの写真が出てきましたので、折角なのでアップすることにします。

渋い喫茶店三昧の時期で、銀座でのパン教室が終わって夫と待ち合わせての
ティータイムでした。
交通会館の地下にあるこちらがずっと気になっていて、
完全なる喫煙喫茶とは判っていましたが、入ってみることにしました。

レシートもすっかりなくしたのか元々なかったのかすら記憶にないので、
簡単なメモだけ。

大抵渋い喫茶店といえば、メニューの最初に書いてあるブレンドコーヒーを頼むのが常。
しかしながら、紅茶のメニューが充実していてしかもポットサービスだったので
珍しくこの手のお店で紅茶を頼みました。
おぼろげな記憶の中で、セカンドフラッシュ的な文字があったようななかったような。
違ったらすみません。
でも何かしら「おっ?」と思って頼んだ筈です。

立ちっぱなしだったので、チョコレートケーキで濃厚に心身ともに癒す事にしたら、
シャーベットもついてきて、嬉しかったです。

夫は珍しくチョコレートパフェ的なものをオーダー。

少しだけ、嫌な予感が頭をよぎりましたが…案の定。
全部は食べきれないということで、私が引き取る羽目に。
だったらお昼を食べないで臨んでるので、軽食のようなものにすればよかったなあ。
しかもシャーベット食べた後にパフェですよ。

更に、喫煙喫茶のため、夫は咳が出始めて、「早く出たい」という始末。
私は振り回されて散々な目に遭ってしまいました。
私もタバコは苦手で気持は判るけど、
それなら食べきれないかもしれないパフェは頼まないで欲しいなあ。
他のお店でも残りを私が食べるという経験はしばしばあります。
忘れらないのは新宿のみつばちでの出来事…。

勿論今回もパフェは最後まできちんと頂きましたよ。

渋い喫茶店巡りをしていて、多くのケースが昔からの伝統のように喫煙可なので
それなりに覚悟をしていつも入っています。

いくつか疑問点はあるのですが、それは後日にするとして、
全面喫煙可と判っていれば覚悟できるけど、
分煙なのに…と思った出来事がとある下町の喫茶店でありました。

そこは1階が禁煙、2階が喫煙という分煙方法だったので、
完全に住み分けができていてたいそう理想的だなあと思って寛いでいました。

ちょうど1階には私だけとなった時に、二人連れの年配の女性が入ってきました。
喫煙フロアが上だと知ると、「私ここ(1階)で吸いたいんだけど」とお店の人に云いました。
いやいやいや、お2階へどうぞ。

若いお店の人は一旦厨房に入り、誰かと相談している様子。
まずそこで相談ってのは何?と思いましたが、なんと私の処へやってきて
「お煙草をここで吸ってもよいでしょうか」と尋ねるではないですか。

耳を疑いましたよ。
私に聞くってどういうことでしょうか。
勿論NOです。

お店の方は、入り口にたたずむそのお客になりそうな二人連れの処へそのまま行き
「ちょっと申し訳ありません」みたいに謝っていました。
そして去っていくお二人様。
なんか私が悪いみたいで、納得いたしかねる気持ちをふつふつと抱えて私もお店を出ました。

ルールは守って貰わないと、私が仮に良かったとしても
後から入ってくるかもしれない禁煙希望のお客さんにも失礼ですよね。

自己責任で全面喫煙のお店に入ることもありますが、
やっぱり煙草の害から身を守りたいという考えが一番です。

先日とある美味しいお料理を楽しんだ際に、
サービスをする方がもろに煙草の臭いを纏っていてげんなりしたこともあります。
折角のお料理が…と残念だったこともあるので、
お店だけでなく色んな処に危険が潜んでいるなと実感しています。
世間でとやかく云われてる問題よりも、
身近なこの問題の方が重要だと考えています。