東京:浅草「マウンテン」


月に2回の墨田区での野菜果物講座の後の、浅草散策。
先日、ぶどうぱん目指してボワブローニュへ行く途中に、
「これは今度行かねば!」と思う店構えのお店を発見したのでした。

喫煙可と知っていても、やはり一瞬「う…」となりますが、元気良く迎えられ、
落ち着けそうな場所すなわち他のお客さんとは離れそうな席を確保、
さてどうしましょうとメニューを熟読します。

メニューの一番最後にある「プリンみつまめ」に目が留まり、
こんなの初めて…と思いつつ、このプリンは自家製かどうかを尋ねた処
「自家製ですよ~。あ、これにも載ってるんですよ」と
Hanako
(ハナコ) 2011年 7/28号

を持ってきて、指し示してくれました。

おおお。
自家製プリンのおいしそうな佇まい。

「これにします!」と勢い良く注文したものの、はっとした様子で厨房へ確認…。
ややあって、たった今蒸しあがったので、まだ固まっていないのですけどとの事。
昔ながらの固まった自家製プリン愛好家としては、それでもこの昔ながら感ならば
蒸しあがったばかりだとしても美味しいだろうと思えたので、お願いしました。

すると冒頭のようにカスタードプリンが2個も器に盛られて
しかも白い生クリームに赤いチェリーが鮮やかで。
昔ながら感がたっぷりと漂い、嬉しくなりました。
赤いチェリーは実際は好きではないのですが、こういうシーンならありですね。

ほろ苦いカラメルソースとカスタード部分と生クリームを一緒にスプーンですくい
このバランスが好きだなあと悦に入りながら、あっという間に一個目を食べてしまいました。
こちらは750円でした。

日替わりでコーヒーがお得になっているので、今日のサービスキリマンジャロもオーダー。

すっきりとした酸味でとても飲みやすい。
650円が450円にってのも嬉しいです。

プリンはまた後で楽しむとして、こちらのコーヒーをじっくりと楽しむ第二段階に。
すると先ほどのお店の方が「こちらもよかったらどうぞ」と
浅草のお店がたくさん載ったクーポン誌のようなものを持ってきてくれました。
7月末まで有効だったらしく、もっと早くこれを知っていたら、
掲載している渋い喫茶店などにも行けたのになあ、残念。
先ほどのHanakoやこれを熟読し、次回以降の浅草散策に役立てますよ。

東方美人のお茶もよかったら、と運ばれてきました。

お冷やは別にあるのに、このおもてなしはスゴイ。
台湾茶までも味わうことが出来ました。

プリン1 → コーヒー → プリン2 → 東方美人てな感じで。
創業50年の純喫茶。
民芸調のインテリアが何となく「田舎にある実家」というイメージと重なりつつも
(注:実際の実家とは異なります)
涼しい店内で、すっかりダラダラ寛ぎましたよ。
幸い、喫煙が気にならないような感じのお客さんの数でした。

色々気になる店内ではありましたが、一番気になったのはここ。

浅草は開拓し甲斐のあるお店で一杯です。