TOP’Sのチョコレートケーキ


今日は、殆ど私のやりたいことばかりを実現させて貰いました。

まずお昼ごはには、大塚のぼたんでラーメンを替え玉までして平らげます。
何となくスープの味にコクが感じられず、
とんこつ独特の匂いがしなかったのが残念でしたが、
ずーっと故郷のラーメンを描いて数週間、ひとまず落ち着きました。

それから、大丸ミュージアム東京で開催されているあべ弘士の世界展へ。
実に嬉しいことにこのチケットを頂いたのです。
あべ弘士さんは、このあらしのよるにでも有名な絵本作家。
もとは旭山動物園の飼育係を25年間勤められた方です。
綺麗な色遣いの、おおらかなタッチの作品が印象に強いと思いますが
動物のリアルな生態を知り尽くすだけあって、
初期の頃の、旭山動物園日誌 (1981年)などの緻密なタッチは、心に迫るものがあります。

「色のセンスあるよねええ」と嘆息して云ったら、配偶者に
「何その上から目線」と揶揄されて、いや申し訳ございません、あべ弘士さん。

絵本の原画なども多数展示されていました。
去年の北海道旅行の時の居酒屋 独酌三四郎に置かれていて読んだ絵本や、
旭山動物園のぺんぎん館の壁の展示の絵が写ったシーンを含む、
あべ弘士さんの紹介ビデオも懐かしく鑑賞してきました。

とても見応えがあり、面白かったです。
今日の時点ではそれほど込み合っていなかったので、
お子様がいらっしゃる方は是非ご一緒に楽しんでみてはいかが。
立体的な作品の展示もあり、飽きさせません。
私は、絵本を取り揃えたくなりました。

帰りには、散々迷ってトップスのチョコレートケーキを購入しました。
有名パティシエ達のお店が台頭する中、このトップスのケーキは
何処でも買える安心感などから、もうずーっと、
多分10年以上、上京したすぐの頃以来、購入していなかったように思います。

ノスタルジックな気持ちになっていて、久しぶりに食べてみたら、
チョコクリームとスポンジとクルミがリズミカルに味わえて、悦。
いや、スポンジはクリームを楽しむために箸休めとして存在するような気がするのは、
私だけ?

この軽さだったら、まるっと1個食べられそう・・・。
と云いつつもちゃんと半分こしましたとも。
しかも1/4ずつにしておいて、あとは明日のお楽しみ。るるるん。