東京:ホテル西洋銀座「プレリュード」

love actuallyを同じHughを愛して止まないアイルランド人の子と観てきました。
とても楽しくて幸せな気持ちで映画館を後にしました。
やっぱりこうでなくちゃ。

「ラブ・アクチュアリー」は「ノッティングヒルの恋人」「ブリジット・ジョーンズの日記」の
スタッフが作ってるだけあって、私たちのツボをしっかり心地よく押さえています。

Hughの登場シーンは、「ブリジット・・」の時を髣髴とさせるように
ジャーン!って感じ。
彼が首相なら、私はすぐさま転職してメイドになり、
紅茶とチョコレート付きビスケットをいつでも用意するのに。

ロンドンらしさもそこかしこに溢れていてそれを見つけるのも楽しい。
カレンのお買い物はWAITROSEやSELFRIDGE。
ダニエルとサムが語りあう、セントポール寺院が見えるテムズ川のほとり。
急いで乗り込むオースチンリード、行き交うダブルデッカー。
温かい家族の団欒、あるいは散らかった一人暮らしの部屋。
ダウニング街10番地。
”ダサいワンズワース”は、イーストエンドの方だとか。

19人の人々が織り成す物語はそれぞれに楽しく切なく。

ヒュー・グラントの出番、もっと多くてもよかった、と彼女の感想。
どうして彼はあんなに素敵なのだろう、と云ったら彼女の分析は
「something sexy, and his voice も素晴らしい」
間違いない。

温まった心を抱えて向かったのはホテル西洋銀座。
「ホテルでアフタヌーンティーかもしくはちょっと一杯しませんか」と
と誘ってくれて勿論!と云うことでこちらに。

バーラウンジはラグジュアリーでとても落ち着いた雰囲気で、すぐ気に入りました。
アフタヌーンティー2,600円は、紅茶はブレンドだ、ということだったのですが
彼女が「ミルクを添えても大丈夫?何の茶葉のブレンドなの?」といぶかしんだので
聞いてみた処、ダージリンとアッサムの1:1のブレンドだとか。
ホントにミルクに合う? とごにょごにょ協議してたら
「アッサムにしましょうか?」とお店の方が提案してくださり、そうしました。

プチフールもオープンサンドもチョコレートもスコン(1/2のみ)も
3cmくらいの一口サイズ。
色々取り揃えて10口ほど頂きましたが、結構満腹に。
味はそれぞれに美味しかったですが、なんとなく私の好きな感じではなかったかな。

アッサムは渋めの濃いお茶でよかったのですが、
ミルクが熱々でした。

事実、私たちは禁煙の、レストランに近い一番奥のコーナーでしたが
あまりに居心地がよくて、いつのまにか2時間が過ぎていました。
恋はままならないね、と云う話で始まり
日本人の歩き方は変だ、という意見で一致しました。
私も常々気をつけようと思いつつ・・・
( 背中は丸いし、膝は曲がり、かかとを引き摺る)

まだまだ寒い季節、素敵な恋を呼び込むよう
颯爽と歩きたいものですね。