Honey味の緑茶

週末のゆったりした夜のお茶。
大変お世話になっていると云うか私がとても迷惑をかけている方の
サンフランシスコ出張のお土産は、スーパーマーケットでお買い物した
チョコ2種と、リプトンの緑茶のはちみつ味(!)。
はちみつ味はスゴイですね(笑)
面白い。

11月最後の金曜は、アイルランドの同僚と恵比寿ガーデンシネマへ
「マグダレンの祈り」を観に行きました。
アイルランドの悲しい映画よ、と予め彼女に聞いていたので、
それ以上の情報は一切仕入れず無の状態で観たのです。

「エリザベス」の時以来、緊張し通しでスクリーンに釘付けになりました。

「性的に」堕落したとレッテルを理不尽な社会観念によってはられた3人の少女たちが
一方的にしかも肉親たちにさえ送り込まれた、マグダレン修道院。

これは実際に19世紀から存在した、
カトリック系の「性的に」堕落した女性の更生施設なのだそう。
私はカトリック的には大罪を犯しているので
世が世なら私語も外界との接触も一切許されず
来る日も来る日も洗濯し続けたかもしれないのだ。

このマグダレンは一つの例であり、
修道院でなくてもこんな概念が
今の社会に存在するかもしれないということを恐れました。

イギリスのチャンネル4で放映されたという、
ドキュメンタリー「Sex in a Cold Climate」 私も観たいなあ。
この番組を観て監督は映画を撮ることにしたのだそう。
そしてもこの映画はもっと沢山の人に観て欲しいなあ、
上映終わるの早いよ。

色々興奮して感想を語り合いつつ、ウェスティンホテルのThe Barへ。
チケットの半券を持ってると、アイルランドにちなんだ幾つかの飲み物が
ディスカウントされるのでした。

私たちは、オリジナルカクテル「マグダレンの祈り」をオーダー。
黄色い色のカクテルで、細長いグラスの側面には塩?で吹き付けた十字架が。

何が入ってるのか尋ねてみるとシャルトルーズと
後はグレープフルーツジュースと オレンジジュースなど。
シャルトルーズを知らなかったのですが、
彼女がフランスのリキュールだと教えてくれました。
週があけて、このリキュールは修道僧が作ったのだ、とも教えてくれ
何故シャルトルーズだったのかを改めて理解して、興味深かったです。

ホテルのロビーもすっかりクリスマス一色。
この夜は女性としてのいろいろを話し合い、楽しくて充実でした。
危うく終電のがすとこ!