タイユバンロブションの焼き菓子

夏のここ数日の、英国系映画鑑賞。
とある日のお供は、Aちゃんのお土産のフランス系焼き菓子と
同じくフランス系の紅茶で。

「スライディング・ドア」
人生に「たられば」は無いと知りつつも、自分の「たられば」をつい考えてしまう。
私は地下鉄に間に合った方のストーリーが好き。
ロンドン的光景がたくさん出てきてとても懐かしい。
ロケ地の一つの病院の近くを今年知らずに歩いていたらしい。
こんな軽妙なラストも後味が良いですね。

「ブラス!」
かつての英会話の先生(ヨークシャー出身)が
私に是非とも観るよう云ってくれた作品。
庭だお城だアフタヌーンティーだと私たちがウットリとする英国もあれば
労働者階級のこういう生活を英国の一要素として捉えるべきなのですね。
とは云え、ブラスバンドの演奏には純粋にワクワクさせられます。

「トレインスポッティング」
今年エジンバラからグラスゴーに行った時にAちゃんが
「まさにトレインスポッティングの世界だわ」としきりに云っていたので
観なくちゃと思ってた作品。
これも現実の一つなのでしょうか。
うーん、ヤクを断つシーンは迫力ありますし、大体、みんな乱暴だよ~。
スコットランド人としてのイングランドへの感情も散りばめられています。

「9か月」
英国モノではなく、Hugh Grantモノで、舞台はサンフランシスコ。
彼は英国人なので「英国式のエチケットはどうした?」とか
「英国野郎め」などと云われるシーンがありました。
初対面の老夫婦にどうして英国人って判るのかしら?
今の私には到底縁の無い「9ヶ月」なので、
単純にコメディとして笑わせて貰いました。

「恋におちたシェイクスピア」
端正な男子へのバレバレな変装っぷりと、
良家のお嬢様っぷりがいいですね。
衣装にもウットリしてしまいます。
エリザベス女王も粋な計らいをしてくれます。
シェイクスピア役の人がイチローに見えてしまうのは私だけ?

いよいよこの秋、「ブリジット・ジョーンズの日記」も日本へやってきますね!