この前の週末は従妹の結婚式で帰福しました。
2泊3日だったので「相変わらず忙しいねぇ」と
誰からも云われるスケジュールで走り回っていました。
いつも寄る友達夫婦のサロンの近くにもあったなあと、
髪をカットしてもらった後に入った「どりっぷぽっと」。
古くからの記憶では確か、コーヒー店出身のご主人が紅茶にはまってる、と云うお店の筈でした。
一瞬ひるんでしまった私・・。
西南大学も近いこの学生街の喫茶店の造作で、
台湾烏龍茶の専門店と化していたのです。
おっきな荷物を置きおずおずとテーブルについて
「セイロン紅茶と台湾烏龍茶の両方を扱ってらっしゃるのですか?」と訊ねると
「紹介?」「イエ、昔っからこちらのお店ってあったなあと思ってお邪魔してみたんですけど」
「じゃ、こっちのカウンターにいらっしゃい」
と、台湾烏龍茶の講義が始まりました。
4種類のお茶を解説を受けながら頂きました。
紅茶で感じたのと同じようにずっしりした味わいのもの、
爽やかに軽い飲み心地のもの・・・。
今まで飲んでいたのはなんだったんだろう?
という吃驚の美味しさと気持ちの良い香りでした。
どれも高級な茶葉なのですが、何煎も飲めて、かえって経済的のようです。
そして最も大切な健康のお話も興味深かったです。
美味しいお茶を飲むなら家で飲むのが一番、というのもとっても頷けました。
はっきり云って吃驚するお値段です。
でも、はまる人ははまるらしい。
ご主人のオススメの入門篇の茶葉と、ストレナーを購入しておいとましました。
大小の茶筒と
「今日は何処に泊まるとね? ホテル? じゃ、部屋でこれ食べなさい」と
生地から作ったとお見受けするアップルパイやらスティックパイやらを
たくさん持たせてくれました。
手作りの温かさと優しさが美味しいパイでした。
(写真は自宅でそのパイを楽しんだお茶の時間)