2019年 台湾篇:神旺商務酒店(サンワン・レジデンス 台北)の朝食、京鼎楼の小籠包、蜂蜜檸檬水、九份観光、茶藝館水心月茶坊、十分ランタン上げ、松山慈祐宮、饒河街夜市の福州世祖胡椒餅

朝食「ダイニングラウンジ」


まずは野菜をてんこもり。飲み物は豆乳と烏龍茶。
温かいお料理の部。

点心とか青菜炒めとか。控えめに…。そして今朝はお粥にしてみました。上に写ってるのは夫のルーローハンなど。

右のお皿はトッピング用の色々。ゆで卵は殻付きで、中まで塩気がしみているのが不思議でした。いい感じ。その左上にあるのは肉鬆(ロウソン)という豚肉のでんぶ。左下のは腐乳…かなあ。いずれも味は濃いめで、シンプルなお粥のトッピングにとても美味しく合います。
前の日に気になっていたデザートを注文。紫米紅豆湯、ツーミーホンドウタン、紫米のお汁粉です。

温まる。そして果物。

オレンジの皮の残し方が可愛い。
部屋に戻って、買っていたのになかなか飲まなかった牛乳を飲みました。


この日はちょっとゆっくりだったので、一息ついてからチェックアウト。Uberを呼び、台北駅へ。
コインロッカーに荷物を預け、身軽になってから近くのデパ地下などを散策。暑い…とにかく外を歩くと暑いのです。12月だけど25度を超える日でした。

昼食「京鼎楼」


暑いし、朝はしっかり食べたしで、旅行後半にありがちな食欲のなさ…そんな中でも小籠包は強い味方でした。日本人にも人気とのことで並ぶかしらと思ったら10分くらいで2階の席に通されます。オーダーは紙に書けばよいので楽々。まずはプレーンの小籠包。美味しい…。
こちらのお店の名物的な烏龍茶の小籠包も。台湾の烏龍茶が皮にも餡にも練りこまれているのだとか。

これもとても美味しかったです。夫はもう少し食べたいとのことで、小籠湯包を。

これは小ぶりな小籠包で、スープがついてきます。ちょっとつけてちゅるんと私も2,3個食べちゃいました。

夫は賞味期限が18日の台湾ビールを。

この後、やや本格的に暑さにやられてしまった私。セブンイレブンで見つけたこちらの蜂蜜檸檬水を飲んでしばらく休んだところ、見事に回復いたしました。

何やら蜜蜂故事館の龍眼蜜と茘枝蜜を使用しているらしく、このスポットも次回以降チェックしないと。独特の風味があって美味しかったです。左は夫の買った乳酸菌飲料、比非多。綠茶多酚とのことで雰囲気的に緑茶風味のピルクル的な…?まだ謎が多いです。2本で65元。

観光


九份に行くのに色々体験記を読んだ結果、帰りのバスを捕まえるのが大変そうだし、その労力を費やしたくないと思って、ガイドさんを頼むことにしました。ホテルオークラで待ち合わせだったのですが、こちらのホテルも素敵そうだなあ。ベーカリーもありました。
1時間くらいの車移動で到着。雨が多いと聞いていたのですがご覧の通りの晴天で、ラッキーでした。あの山にもいつか登れる日が来るんだろうか。それにはここの民宿に泊まることになるかも…?
まずはこちらのお寺にお参りです。

台湾のお寺の色彩にはいつも目を奪われます。

虎がいるのは珍しいのでしたっけ。こちらにお参りするといいと聞きました。

半月の形をした木片の使い方も教えてもらい、チャレンジしました。後で調べたのと若干違ったみたいなのですが、いろんな流派があるのかなあ。
さていよいよ賑やかな通りを抜けていきます。

ほぼこんな感じの混雑ですが、これでも少ない方らしいです。確かにもっとにっちもさっちも行かないくらいのを想像していたので。これもガイドさんの判断で回り方をその時の状況に応じて組み立ててくれているからなのかもしれません。
試食だけで買わなくていいから、とにかくパイナップル100%のおいしさを知ってほしいということでこちらのパイナップルケーキのお店に。

実はパイナップルケーキはそれほどぴんと来ていなくて、お土産にいただけばそれは美味しく食べるだけと思っていました。30%と100%の食べ比べをしたら、断然100%が美味しい!と思えて、まんまと購入です。あと、温かいのも美味しさの秘訣かな。ガイドさんも、「家で食べるときも温めるのをお勧めします」とのことでしたので、温めて食べましたよ。

時々眺めの良い場所では撮影タイムを設けていただきます。

水平線近くにある島は、流刑地だったとか。この後、小学校の辺りまで上がり、こちらのお寺の方にも立ち寄ります。

細かい装飾にも心奪われます。

そして違う道を下っていきます。夕方が近付くにつれ、混雑してくるのだとか。

この景色を眺めるために、ガイドさんの顔を効かせてその場所へ入れてもらいます。

そういうところが、ガイドさんをお願いするメリットの一つなのかもしれません。
昔の映画館だとか。

風情があります。

さていよいよお楽しみの茶藝館「水心月茶坊」での台湾式ティータイムです。

予約済みだったのですがちょうど空いてて、テラスの眺めの良い席に案内していただけました。

ヤカンは炭で熱々の状態が保たれています。茶葉を入れた蓋つきの器に熱湯を注ぎ、数分待ってもう一つの器に開けます。

茶杯に注ぎます。最初はお店の方がデモンストレーションしてくれるので、後は二煎目、三煎目と茶葉を蒸らす時間が短くなっていきますが自分たちで好きに楽しむことができます。
烏龍茶のチーズケーキ。

濃厚だけど後味がさっぱりとして美味しいです。このほか、上の方の写真にあるように、クッキーやドライフルーツなどもつまみながら、ゆっくり過ごしました。

奥の方の建物がたくさんあるところ。

夕暮れになるとまた表情が変わります。

灯りがともって気づいた、デザインの細かさ。日暮れ時になってきたので、そろそろティータイムを切り上げ、茶葉を色々買い、ツアー再開です。この間、ガイドさんもティータイムだったのでほっとしました。
いよいよ九份と言えば、の場所へ差し掛かりました。

何だかこの場所の熱気というかエネルギーが凄くて。スリにも気を付けつつ、楽しみましたよ。夢のような光景でした。
ここからしばらく車で移動し、十分へ。ここではランタン上げのアトラクションがあります。
代金に含まれているのはデフォルトの赤いランタン。プラス200元で目的別に色を追加できるとのことでしたが、私は赤い色がそもそも好きなのでこのままで。4面にそれぞれ健康とか色々な願いを毛筆でしたため、火を入れて、線路の上で二人で色々なポーズをテンポよく促されます。

スマホで写真と動画まで撮ってくれる、全体的にとても手際が良いです。手を離すとあっという間に上昇していきます。こちらは隣の人のランタンが上がった様子。

線路にはタイミングが良ければ実際の電車が走ります。ディーゼルだっけ。

再び1時間ほどかけて台北市内に戻ります。途中少し渋滞したのでどうかなと思いましたが、大幅な遅れではありませんでした。
松山慈祐宮。

夜のライトアップのさまも煌びやかです。昼の色彩と恐らく全然違うのでしょうね。饒河街夜市ではガイドさんに勧められた福州世祖胡椒餅を購入。

この胡椒餅、焼きたてなのですこぶる熱いです。列ができているのは、おそらく焼きあがるタイミングでないから。

こんな風に次から次へと包んでいます。その横のつぼオーブンみたいなので焼きあがればどんどん出していきます。

胡椒が結構効いた感じの辛さで、私はこの辛さがとても美味しかったです。唐辛子の辛すぎる辛さは好きじゃないけど、この胡椒の感じは好き。
また夜市でこの胡椒餅を食べたいな。

ガイドさんにピックアップしてもらい、台北駅で下ろしてもらいました。きめ細やかなサービスと詳しい説明でとても有意義な盛りだくさんツアーを楽しむことができました。ありがとうございます。


荷物をロッカーから取り出し、MRTで桃園空港へ。空港のパン屋さんはギリギリ閉まってしまい、お土産パンは諦めました。
深夜のLCC、チェックインまでだいぶ間がありましたがなんとか速やかなチェックインに成功。しかし出国カウンターの列に失敗し、恐ろしく進まない列に並んでいたことに気づいたのはだいぶ周りの列が少なくなってから。
気を取り直してラウンジでくつろぎます。夫は牛肉麺。

私はもうあまりお腹が空いていなかったので、サラダとかの総菜類と。

後はコーヒーと小さなお菓子を。…見ると食べてしまう悪い癖。

2時半の飛行機に乗るために仮眠にならない仮眠を取り、何とか乗り込みました。成田には朝7時半頃に着き、入国して荷物をピックアップし、タイミングよく東京駅行きのバスを捕まえて帰りました。バス、いいかも。
この日というか15日の歩数は17000歩越えでした。

次の台湾はマンゴーが旬の時期に行ってみたい。すっかり台湾の虜です。