ナツメグ風味のオムレツ


平日の朝食でしたが、ダブルシナモンレーズンロールがスパイシーながら甘いので、
スパイシーなおかずをつけて、相乗効果を狙ってみたり。

玉ねぎ50gにピーマン一個、を炒め、
ナツメグで調味した卵2個でとじるというか、大きな厚焼き玉子風にするというか。
最初の構想では、ケチャップを真一文字に引き、
それを中心にして巻こう!と思ったのですが、
思った以上に具沢山で、卵がとろーりした状態になったため、
ケチャップも卵の液に浸透してしまってグダグダに。

ナツメグしっかり効いていて、スパイス使いの楽しさにすっかりはまっています。
パン部門でも焼かないといけないのですが、
この暑い時期に火を使わずに、冷たいうどんを食べられる便利なものも頂き、
なんやかんやとパンブログを番外編ばかり更新しています。

今日は、代官山のポール・ボキューズで母と私たち夫婦とでのランチでした。
感じよく色々と世話を焼かれながら、ゆっくりと美味しい食事をするのって久しぶりで
それだけでもまず嬉しいものですねえ。

鴨のテリーヌのパヴェ サラダとプラムと共に・・・は、濃厚でレバーの風味も強く、
プラムのコンポートと一緒に食べると、甘く爽やかな風味に変わりました。

フレッシュサーモンのマリネ ディル風味を味見させてもらった処、
どちらを頼んでも好きだったなあと。
お皿に敷き詰められたサーモンも綺麗でした。

ガンバス海老のポワレは、ふたを開けた途端、
香ばしい海老の香りが押し寄せてきて。
他のメニューは月替わりでも、このメニューは人気の定番なのも納得です。
海老の味噌も美味しい。

鶏もも肉のソテーは肉汁豊富でふっくらとして良かったし、
グリーンアスパラガスのグラタン仕立ても、しゃっきりとして甘かったです。

私以外の人が頼んだ柔らかい牛頬肉のエストゥーファッド 爽やかなヴィガラードソースは
何のことやらサッパリ判らなかったのですが、オレンジの香りで牛ほほ肉を楽しむのが
とても珍しく美味しかったようです。

デザートでは悩みましたが、ポール・ボキューズ氏が元祖だという
クレーム・ブリュレにしました。
流石においしいですねえ。
上のキャラメル部分の厚さも、嬉しい。

代官山は久しぶりなのでアルトファゴスのパンでも買おうと思いきや、
何だか跡形もありません・・・!
調べてみると、今年の3月で閉店だったのですね。
残念です。

なので、ルピシアが手がける「ルピシア・ボンマルシェ」をのぞいてみました。
「品質に問題がないにもかかわらず、賞味期限が近づいていたり、
見栄えの悪さなどの理由で捨てられてしまうお茶やお菓子、 食器などを
ボンマルシェ(=フランス語で「お買い得」)にご提供するお店」で、
これは素晴らしいコンセプトのお店だなあと、ずっと気になっていたのでした。

私だけでなく夫もしっかり「お買い得」を見つけ、購入して
ホクホク気分で抱えて帰りました。
勿体無いなあ、これらは普通であれば処分されてしまうものたちだなんて。

ルピシアさん、このお店をもっともっと増やして頂けないものでしょうか。

朝食
Tea&Life