東京:羽田空港「エクセルホテル東急 フライヤーズテーブル」


この日は夜が明ける前から起きました。何故なら前年は諦めてしまった初日の出を見に行くため。
向かったのは羽田空港第2ビルの展望デッキです。6時半からとのことですがこの日は早めに開放されているようですでにフェンスにはそれなりの人がすでに待機していました。

私たちも出入り口から離れた処に程よく場所を取り、夜が明けるのを待ちます。この時間の色合いもすごく好きです。

寒いけどある程度備えてきたので耐えられないほどの寒さではなかったです。それでも指先はすぐに冷たくなり、初日の出が待ち遠しい…。
雲が地平線に出ていたので、実際の日の出の時刻より少し遅れて太陽の明かりを拝むことができましたよ。

こんなカートも走っていました。お正月気分を盛り上げてくれますね。

どんどん太陽は上り、飛び立つ飛行機のシルエットも美しく映え、いつまでも飽きません。

とはいえ体の芯から冷えてきたから戻ろうとしますが、出入り口から長い列ができていてじわじわと中に入るのを待つしかありません。エスカレーターも規制されていて、ここもじわじわと進むのをおとなしく待ちました。

外で待っている間、とててててて…とセグロセキレイが歩いていました。

酉年開けて早々会えるなんて嬉しい限り。大好きな鳥さんです。可愛い。

さてお腹もすっかり空いてしまいましたので、ターミナル直結のエクセルホテル東急のフライヤーズテーブルへ。一人2,500円の朝食ブッフェです。
ロビーでは振る舞い酒も。この升の香りがすこぶるよくて、うっとりしています。折角なので食事後に少しだけ口をつけたらかなり酔っぱらいました。お酒として口を付けるのはもう止めていてかれこれ数年ぶりなので、やっぱりもう口を付けるのもやめようと思いました。正月早々危なかったです。お菓子とかに入っているのは大丈夫なのですが、ダイレクトなのはやめとこう。

ビュッフェのラインナップにちゃんとお節料理やお雑煮がありました。

左上はお屠蘇代わりのビネガードリンク。酢でしめた小魚を人参とかんぴょうで巻いたのもおいしかったな。こちらは私のアレルギーの心配のない一式。夫の方には海老も乗っていてより豪華です。あとカレーも食べていました。お節にもカレー…。
この他に筑前煮などもシェアしつつ、まずはこんな感じでお正月気分を味わってからの、サラダなどの第2弾へ突入です。

ゆで卵はとろりとしていましたので、ちょっとお醤油で味付けをして、パンにつけていただきました。

この他にバーニャカウダもあってサラダにそのソースをかければよかったなあと。
お野菜もたくさん取れて大満足です。

満足したので、デザートの部へ。

ヨーグルトにプルーンやほんの少しのフルーツグラノーラをトッピング、フレンチトーストにはメープルシロップを。小さい器に入ったのは確かパンナコッタかブラマンジェか。そしてドリップコーヒーに牛乳を入れて。

窓際の席ですっかり青くなった空を見上げて、長閑な正月だなあとしみじみしておりました。

満腹になったので、腹ごなしに歩かないといけません。初詣でもと最寄りの神社を検索した処、第1ターミナルに羽田航空神社という処があるのを知り、今年も楽しい用事で飛行機に乗れますようにと願いを込めてお詣りしてきました。
その後、未だに縁のない国際ターミナルの方へ行き、こちらでもデッキに出てみたりしました。屋内の飾りつけは日本らしさを感じられます。

京急の方に回ろうとしたら、デッキと反対側では富士山が見えます。わーい、ここでも富士山。

その京急に乗り、大鳥居でおりて、シン・ゴジラが上陸してきた多摩川を渡り、人生初の川崎大師へいざ向かいました。歩くねえ本当に正月から私たち。
お正月の人出の多さベスト3としていつも見掛けて「いつか私も行ってみよう」と思う地方出身者ですが、こんなに手前からう回路を設けられているのかと驚きました。でもしっかりと警察の人がコントロールしていて特に混乱はなく、想像以上にスムーズにお参りすることができましたよ。
やっと近づいてきます。

手を洗う処に寄る術もなく、ありがたい煙を自動的に全身に浴びながら、ゴーサインが出るのを待ちます。

この「くださーい」と伸ばすところがお茶目といいますか、千葉県で活動しているジャガーさんの口調で再現されてしまうと言いますか…。

無事にお参りできました。
早朝から活動してクタクタなので、麹で作った甘酒を参道で飲み、少し回復してからお買い物して帰りました。

長い一日でした。でも東京界隈を満喫できて楽しい元旦でした。

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