親族の披露宴にて


週末に夫側の結婚式披露宴があって、二人で参列してきました。
久しぶりのおめでたい席、やっぱりウキウキとして嬉しいものですね。
初めて着る黒留袖は、夫の母から借りました。これもウキウキのひとつでした。

全員の着替えも済んだ処で、家族写真を撮るために新郎新婦とご対面。
綺麗な衣装にヘアメイクもさることながら、やはり内側から滲み出る美しさや幸せなオーラが
よりいっそう二人を眩しく輝かせていました。
いいものだなあ。
チャペルでの式がパイプオルガンの曲と共に厳かに始まると、もう涙腺が緩んでしまいます。

披露宴も和やかで楽しいものだったし、仕事が速いなあと思ったこともありました。
先に新郎新婦や親が退出し、お見送りの準備をするまでに、
二人から参列者へのメッセージ映像が流れるのです。
その映像とは、2人ほど入ってるカメラマンさんが
今日撮影した写真を繋ぎ合わせているものだったのです。
同時進行で、選んでたんだなあって吃驚しました。

そんな訳で、お料理も記念に撮ったので、アップしておきます。
和洋中の折衷料理で、とても食べやすかったです。
なんせ久しぶりの着物で、しかもきちんとプロの方にかっちりと着付けていただいたので、
もう苦しくて何も食べられない、朝ごはんも食べる暇が無かったから夕方まで
何も食べられない…としょんぼりしていました。
しかしいざお料理が運ばれてくると、美味しくて「あら、食べやすい」とパクパク食べてしまってたので
夫にすっかり呆れられたみたいです。
一生懸命、新郎新婦やおじいちゃんおばあちゃんの写真も撮ったから許してください。

さて冒頭の写真は、中華冷菜盛り合わせ。
華やかな宴の席の幕開けに相応しい前菜でした。

続いて御造り5種盛り合わせ。

マグロ、カンパチ、アワビ、甘エビ、ホッキ貝でした。

奥にあるのが、特製コンソメスープ、茸と蟹のロワイヤル風タスポッシェ。
濃厚な洋風茶碗蒸しの上にコンソメスープを張っているもので、
この時、写真撮影にいそしんでいたので、熱々だともっと美味しかっただろうなあ。
猫舌の夫は逆に良かったのか、これが一番美味しかったと云っていました。
タスポッシェという言葉を一つ学びました。

手前が伊勢海老のブラックビーンズソース炒め。
豆鼓って、ブラックビーンズなんだ。

国産牛フィレ肉のパイ包み焼きウェリントン トリュフソース。

私はロースよりヒレを好むので、この柔らかいパイ包み焼きがたいそう美味しく感じられました。
ご年配の方々にも好まれたのではないでしょうか。
ウェリントンとはなんだろうと調べてみたところ、ウォータールーの戦いでナポレオンに勝利した
将軍の名前で、彼が好きだった牛フィレ肉のパイ包み焼きに付けられるのだそう。

聞き覚えがあったなあと思って確認してみたら、
2000年にロンドン旅行した際、Aspley Houseへ行ったことがありました
豪華絢爛な展示品が多かった印象だったようです。
また改めて訪れたいな。

イギリスから一気に和の世界へ戻ります。

炊き合わせがまたほっとする味です。

続いてお寿司など。

昆布の椀も添えられてて、これまた落ち着きます。

デザートには、フロマージュブランの淡雪仕立て オレンジとベリー
果実の恵みを添えて、だそうです。

紅白で、しかも金粉も降りかかっていて、めでたい事この上ないです。

それからケーキ入刀およびファーストバイトの後の、ウェディングケーキ。

スポンジもかる~いから、溶けるように収まりました。なんてね。

花嫁さんからのプチギフトも可愛かったです。

またこんな風に笑顔と、いい涙で過ごすひとときがあるといいな、と思いました。

そして、夫の母から、何もしていない私たちに「写真だけでもはよ撮りぃや~」と
お達しが・・・。
そうなんです、写真だけでも撮ろうとは思ってるのですが、
あっというまに5年ほど経ってしまいました。
1年以内くらいには何とかなるでしょうか。
したいものです。

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