ガパオ弁当


朝花見してきました。
ガパオ弁当は、夫の作。
先日、ガパオを食べて「美味しい美味しい」ととても気に入り
作ってみたいと思っていたようで、今年のお花見弁当と相成りました。

挽き肉も2種類混ぜたり、このために初のナンプラーを買ってきたり、
普段の私では全然作らないものなので、とても新鮮でした。
キャベツと人参とほうれん草のナムルまで作って、
ブランチとしては申し分ないバランスの良さ。

私は、ダージリンを淹れて水筒に詰めるのと、
ヨーグルト&いちごのデザートを用意するの位。
我が家のスーパースキムミルクヨーグルトなので、このままで柔らかい甘みがありますが
プレーンだったら、はちみつとかかけた方がいいかもしれないです。
後は、ラムレーズンのチョコレートもおやつに添えました。

10時前だとまだまだ場所も、余裕があり、
桜の天井のような処で、二人こじんまりと花見ブランチです。
暑くも寒くもなく、凄く気持ちよかったです。
見上げた処の、桜天井。

桜が最近、花ごとぽとぽと落ちているなあと思っていたら、
雀がそうしているのだとか。
んー・・風情が無くなりますな・・・。

何はともあれ、朝から一仕事の夫に感謝しながら、
ガパオの美味しさもひとしおに感じられました。
お花見でなくても、またこんな機会を作りたいな。

公園内には3つの博物館があり、その中で北区飛鳥山博物館にて
【春期企画展】アスカヤマ・遊山弁当箱プロジェクト 伝えたい日本の美
と云うのが開催されていたのですが、これがとても面白かったです。
(5月10日まで開催)

江戸から明治にかけての、寄木細工や陶製などの、
細やかな技巧が施された行楽弁当の数々を見ることができます。
その場でお茶を沸かすこともできるのがあったりして、
今こんなのがあったらいいなあと思うものも。

10数人分の弁当箱が一気に収納できたりするものや、
入れ子式になっているものなどなど。

お重に詰めるメニューリストもあったりするのも、興味深いです。
お刺身も持っていってたんですねえ。
お菓子もたっぷりと用意していたのが、微笑ましいです。

料亭に関する記録の展示も、これまた今も昔も変わらないなあと感じさせます。
料亭の番付リストなんてあったりして、
ランキングって永遠の興味の対象ですね。
海老屋さんや扇屋さんの食事も楽しんでみたかったなあ。
もうこの界隈には、一軒も残っていないのだそうです。

そう云えば、昨日のアド街ック天国は、柳橋でした。
ここも花柳界でかつては賑わった場所らしいのですが、
既に最後の料亭も営業を終わってしまったとか・・。
以前、私はそのすぐ近くの浅草橋で勤務していたことがあったのに、
全然知りませんでしたが、こうして昔ながらの伝統は途絶えていくのだなあと
淋しさを感じます。

神楽坂ももしかしたら・・・?と思うと、今の姿をたくさん楽しんでおきたいなあ。
本当はできるだけ風情が残る姿でいて欲しいなあ。

朝食
Tea&Life