2019年 京都篇:The Obroma 990 (ジ・オブローマ 990)、六波羅蜜寺、皇服茶、サガン、建仁寺、長楽館、CENTRO、アランヴェールホテル京都


久しぶりに年末と年始を関西の夫の実家で過ごすことに。西へ行くときの富士山。
近くには行かなかったけど、年末の姫路城。

そして初日の出は海へ連れて行ってもらいました。

そんなこんなで2日の朝から京都一泊二日の小旅行です。

おやつ「The Obroma 990 (ジ・オブローマ 990)」(JR京都駅)


ここに行きたい、と夫がだいぶ前から宣言していたので、京都に着くや否や「京銘菓・名菜処 亰(みやこ)」へ直行しました。出来立て生チョコタルト350円がお目当てで、その他にカカオラテ450円とクランチとカカオプレッソのセット400円もオーダーし、あれやこれやとシェアしました。濃厚で美味しいし、香りもよい。
しゃきっと目が覚める感じなのもよかったです。

ひとまずホテルに荷物を預けて、いざ観光へ。

観光とお茶「六波羅蜜寺」(京都市東山区)


初めてお正月の京都へ行くことになり、折角のお正月の行事を何かということで、こちらのお寺へ参拝し、三が日だけ授与される皇服茶300円をいただき、無病息災を祈願しました。

先着何百名様かには稲穂も授与されるようですが、旅行者の身であることからそちらはパス。稲穂のための列が門の外の歩道まで伸びていました。

昼食「サガン」(京都市東山区)


朝食は夫の実家でしっかりお節を頂いてきたので、ライトな食事だといいなと思っていたところ、六波羅蜜寺を出た近くに見た目でぐっと惹かれるカフェに出会いました。すぐに夫ともいいよねと意見が一致して、こちらのお店へ。
私はもう実はトーストに玉子を1個乗せるBセット670円に決めていました。ドリンクはコーヒーにしました。玉子も2個が選択できるのですが、ライトにするために1個。さらに焼き方まで、他にターンオーバーかスクランブルかも選べるのですが、写真的にはサニーサイドアップかなってことで。自家製パンのトーストはいかようにしても美味しそうです。Aセットはトーストとドリンクなのですが、別料金でバター、ジャム、チーズ、小倉と選べます。Cセットはリッチにベーコンエッグとなります。
トーストが魅力的なのですが、ごはん派にも素敵に選べるサイドフードがあったりして、カスタマイズできるのがいいですね。お米は京都米で、錦市場から配達されていたり、おむすびセットは京都西利の漬けものと合わせたりと、京都感満載でよいです。
夫は、自家製パンのハンバーグサンド1,300円。

国産牛と豚でボリュームたっぷりのハンバーグがサンドされています。一口味見したけどいい感じにスパイシー。

デザートにはフルーツサラダ1,200円。

二人で取り分けてもこの量。特にリンゴが甘さがしっかりと回っていて美味しかったなあ。

ヨーグルトハニーソースをつけながら、とてもリフレッシュしました。果物を食べないと一日が始まった気がしない。

観光「建仁寺」(京都市東山区)


京都最古の禅寺とのことで、建仁2年に栄西禅師が開山したお寺です。栄西はそれより前に福岡で聖福寺を開いていてます。私にとって栄西といえばお茶です。こちらは茶碑。

茶碑の後ろには茶園があるのですが、こちらは「茶」将来800年を記念して平成3年に植樹栽培された平成の覆い下茶園なのだとか。ほうほう。
浴室も立派。浴室本尊の菩薩もいらっしゃるのですねえ。

建仁寺のあらゆる屋根の軒巴瓦に「建仁」の文字が記されているのが私には面白く感じられました。

さて、建仁寺を拝観500円。早速国宝の風神雷神図がお出迎え。

といっても高精細複製作品なのですがそれでも高精細だけあって素晴らしい。京都文化協会とキヤノンのプロジェクトを紹介するビデオも視聴して感心しました。
襖絵も有名です。

建仁寺は写真歓迎でむしろSNSを活用していて、そういった意味でも興味深いです。見学するものもたくさんあり、なかなか忙しく時間もしっかりととっておくことをお勧めします。
庭。


写真スポットも用意されています。そのほか茶室の東陽坊や、安国寺恵瓊の首塚があり、私の中では『軍師官兵衛』での山路和弘さんのお顔が思い浮かびました。
そしていよいよ双龍図の天井がで有名な法堂へ。

やたらクリアなタッチだなあと思ったら、建仁寺創建800年記念として平成14年に完成したものだとか。名物を今も作り出し続けるのも大事かも。

お茶「長楽館」(京都市東山区)

何かのテレビで見て、こんな素敵な所があったとは…いつか行ってみたいと思っていたレストランです。今回はお茶をしにお邪魔してみました。私たちの前に3組ほどいて外で並びます。
玄関の扉のあたりが素敵だったので、写真を撮っていたら、ドアマンの方からここでは名だたる人々が写真を撮った場所だとのことで、夫との2ショット写真を撮ってもらったりしました。
なので、ドア単体の写真が後から見たらなく、お正月飾り部分をトリミング。この美しい飾りもむしろ貴重です。クリスマスの時期にはまたそのような飾りになるのだとか。

15分くらいで球戯の間に通されました。ビリヤードを楽しんだ場所です。これはその入り口。

色合いやステンドグラスの美しさに、部屋を眺めているだけでも飽きません。
私はガレットデロワ1,400円と長楽館ブレンドティー900円にしました。

フェーブは中に入っていると何かと大変らしく添えられてきました。王冠とともに嬉しいメッセージカードも。

パリパリの生地にアーモンドクリームの組み合わせがとても美味しかったです。
夫はミルフォイユセット1,400円で、同じく長楽館ブレンドティーを選択。

こちらのカスタードクリームも絶品でした。お茶セット。

こちらの建物はどこを見ても素晴らしく、次はアフタヌーンティーにして迎賓の間に入ってみたいなとか、そもそもデザートだけでもほかのお部屋に入れるものだろうか…泊まる機会は得られるだろうか…と思案したり。

お手洗いの造りも中々に面白かったので、ぜひ立ち寄ってみてほしいです。
ブティックでのお会計の際、私たちの飲んだ長楽館ブレンドティーも購入して帰りました。

日も暮れてますます素敵な雰囲気に。そのまま八坂神社を通り、晩御飯の場所でぶらぶら歩きました。

なんせ歩かないとおなかが空かない。

夕食「CENTRO」(京都市下京区)


京都駅からホテルへ歩いている途中にこちらのセントロというお店の前を通りかかった際、「今夜営業している」「石窯がある」「しめパフェがある」の3点に惹かれ、夕方の自分たちの状況がよく分からなかったので特に予約はせずに行ってみてからの成り行きにしようということになりました。
運よく入ることができ、無事乾杯。お通しはオリーブのタップナードでしたっけ。夫はよなよなエール、私はウーロン茶を温めてもらいました。
豚肉のリエットなどの、冷たいお肉系の盛り合わせ。

最初石窯料理のメインを考えていましたが、石窯が込み合って時間がかかりそうとのことなので、こちらにしました。ものすごいボリューム。塩気が程よくあり、どれも食が進みました。
季節の野菜の窯焼き。パプリカの自家製ソースを付けたり、岩塩を付けたりして、野菜本来のおいしさをさらに引き出してくれます。

トリッパの窯焼き。トリッパの文字を我が家は見過ごすことができません。

窯焼きのピザは、ポルチーニ茸とサルシッチャのビアンカにしました。いい香り。

そして案の定、ここで満腹になり、しめパフェには届きませんでした。食べたかったなあ。
こちらのお店は大人気のようで、どんどん予約した人もしていない人もやってきていました。

夜の京都タワーに惹かれてちょいと近くまで。

お正月だから紅白なのかと思いきや、通常のカラーのようでした。おめでたい感じでいいではないですか。

ホテル「アランヴェールホテル京都」(京都市下京区)


区分はビジネスホテルですが、シティホテルに近い感覚でとても快適に宿泊できました。
ホテルスタッフの方の手書きの京都案内はとても興味深く、それぞれの個性がよく出ていて楽しく読みふけりました。翌日はこれで知ったお寺に出かけましたよ。
バスルーム。でも大浴場に行ったからここはほぼ使わず。

なんと部屋からも京都タワーが見えていました。

さらには大浴場の湯船に使って京都タワーを眺めておりました。この日の歩行距離17.7㎞、22,758歩でしたので、大きな湯船でゆっくりと手足を伸ばして疲れをいやすことができました。