2017年 福岡篇:ザ・ルイガンズ.の朝食、博多やりうどん、天婦羅処ひらお、ViTO

朝食「オールデイ・ダイニング ザ・ラウンジ オン ザ ウォーター」(ザ・ルイガンズ. ホテル内)


日の出の少し前に起きて、今か今かと待っていました。朝は流石に気温が下がっていたのですが、お日様が出ると途端にふわっと温度を感じます。お日様は偉大です。

明るくなったところで朝食へ。昨晩と同じテーブルで、でも昨晩と打って変わって明るいプール越しの景色を眺めながら。ビュッフェはかなり楽しい品ぞろえで、1泊では足りないと思うほど。まずはサラダを盛りだくさんとスムージーとサツマイモのポタージュ。

ハムは、糸島ロースハム。そういうの嬉しいですね。ドレッシングは九州野菜のドレッシング。ホテルオリジナルで、椎茸の味のが珍しくておいしかったので、買って帰ればよかったなあ。限定のグリーンスムージーはバナナが入っていたので、すぐに夫にパス。でもバナナ好きな人にはとてもおいしいスムージーだと思います。

ツナ好きの夫は驚くほどのツナ三昧。

足のついたグラスが見えますが、スパークリングワインもジュースや牛乳と同じような並びで置かれていて、なんだかリゾート感満載です。オレンジジュースで割ったり色々楽しめます。

個人的にパンはパスでいいかなと。何故なら季節の炊き込みご飯、サンマだったから。

しかし悩ましいのは、辛子明太子とか高菜とかも食べたいのに味ご飯だとその美味しさが活かしきれないジレンマが。
と思っていたら、牛筋カレーをシェア用に夫がよそってきてくれたので、こちらの白ご飯とも合わせることに。スチーム野菜や温泉卵など賑やかでした。

マッサマンカレーもあり、夫はそちらも食していました。小さな器に入ってるのがそれかな。私はエビペーストがはいっているとのことで断念しました。
これ以上食事の部は断念した私を横目に、夫は水炊きの出汁でフォーを。

わー。これも絶対おいしいと思う。
私はヨーグルトやフルーツの部に移っておりました。

夫は最後にもう一杯スパークリングワイン。

そしてテイクアウト用のカップにそれぞれカフェオレを作って、海岸を散歩しました。

本当に心からこのお天気に感謝。

命の洗濯とはこのことか…としみじみ感じました。本当の洗濯はこれから帰宅して待っていますけどねえ。

部屋でだらだら。ベランダでジュース。

このだらだらタイムを何時までにするか相当悩み、飛行機の時間までの余裕をもって11時ちょい前チェックアウトのホテル発の11時のシャトルバスに乗ることにしました。
でも結果的に最初に思っていた12時チェックアウトの12時半発のシャトルバスでも十分よかったなあ。折角のお部屋でもっとだらだらできたなあ。


博多駅でお土産などをお買い物。なんかもう色々綺麗にリニューアルされていて、こんなお店ができてるー!と感動しつつ、「今度博多駅界隈の朝ごはんはここがいいんじゃない?」というお店も見つけることができて、次回につなげる所存です。

昼食「博多やりうどん別邸 空港店 」(福岡市博多区)


朝食はしっかり食べたので昼食は入らないと思いきや、1福岡につき1うどんは行っとかないとという訳で、存在は知っていてても一度も行ったことがないやりうどんに今回は行ってみることに。
なんで槍なのかというと、母里太兵衛にちなんだ槍をごぼうで見立てているから。そのごぼう天の長さが32㎝もあり、このように器から完全にはみ出している状態なのです。
しかも丸天もついてるなんて嬉しい。税込み800円。出汁があまり甘くなくかつお風味で他とちょっと違う味わい。すっきりした感じでこれもおいしいです。
夫は肉ごぼう900円。

ビジュアルはやりうどんの方がインパクトがあるけど、実際食べるときにはこれくらいの長さの方が食べやすいかもしれません。


若干の余裕を持ち、搭乗口にてまったりと案内を待ちます。
…待つんだけど、搭乗案内がちっとも流れてこないし、どういうこと? 次の案内で詳細をというのが何回か続きて状況が判らないまま、ふと乗る筈の飛行機を見ていると、荷物が次々と下ろされている…!?
1時間ほど経ってようやく、整備の結果この飛行機は使えないらしくて欠航になるとのこと。がーん。14時半頃の便にしたのは、クリーニングにも出しに行けるし、洗濯も余裕でできるからと思っていたのですが、全て吹っ飛びました。ま、深刻な予定ではないからよかったものの…。
さてどうやって私たちは東京に帰れるのか。どうやら新幹線のチケットに振り替えるか、臨時便を20時頃に出すのでそれに乗るかの2択が用意されていました。私たちは20時のに乗ることにし、チケットを交換してもらい、16時過ぎに手荷物検査場から外に出ました。この対応のお仕事も大変だなあ。

さっきやりうどんを食べながら「今回の福岡最後の食事だねえ」と味わっておりましたが、もう1食楽しめることになりました。そこで、念願のお店で夕食と相成りました。

夕食「天麩羅処ひらお」(福岡市博多区)


夫はすでに行ったことがあり、天婦羅の美味しさはもとより、名物いかの塩辛を「和風マリネ」と呼んで常々大絶賛していました。でもなかなかこちらも行く機会がなかったのですが、今日は何といっても時間がたっぷりあります。夕食にはまだちょっと早いので、歩いて行ってみることにしました。徒歩15分とありましたが、もう少しあったような気もします。
お店ではシステマティックなオペレーションでとても気持ちよくサクサクとすべてが進行していました。そこも好感。普段から混雑するので合理的な感じになっているんだろうな。
まずは食券を買います。私はエビが入らない、そして唯一サバが含まれる天ぷら定食770円。冒頭の写真は夫のお好み定食…だっけ?
お店自体が細長い造りで、道路に面した壁側に沿って長い長いベンチがあり、そこに座る形で並びます。前の人から案内されたら順繰りに詰めていきます。私たちが到着した時点では、ベンチの半分くらいから座り始めました。お店全体にきびきびした空気が流れていて、それすらもアトラクションのようで面白く、割とあっという間に案内された印象です。
着席し、食券を出し、お惣菜もあれこれと準備していたら、天ぷら第一弾が運ばれてきます。熱々なのは揚げたてなのは勿論なのですが、想像以上に軽い!そういえば東京ではごま油がメインなので風味がとてもよいけど少し重たいと感じるようになってしまいました、年のせいか。早めの夕食で食べられるかしら…なんて心配は杞憂に終わりました。
次々に運ばれてくる天ぷら。きす、白身、青魚、いか、野菜3品のセットで770円のコストパフォーマンスがすごい。

天ぷらだけでなく、食べ放題のお惣菜もよいです。いかの塩辛を人々が愛する気持ちがよく判ります。もやしもさっぱりして好きです。ごはんも特注で作ったという自動飯盛り機でかき氷のようにふんわりとお茶碗に盛られていく様をみているのも楽しい。

福岡に帰ると、行きたいお店が数多あり、1福岡1うどんという私の希望もあり、という状況ですが、2~3回に1回はひらおで天ぷらをという気持ちになっております。

お腹いっぱいなのと時間がまだまだあるので、来た道を再び福岡空港へ歩いて戻りました。

おやつ「ViTO 福岡空港国内ゲート店」(福岡市博多区)


甘いものでしめようということになると、やっぱり今回もViTOになりました。今回は1福岡2ViTOでした。
ダブルカップ420円で、私の選んだのは八女産星野村の玉露抹茶を使ったグリーンティー。星野村の玉露を時々いただくことがありこの美味しさは十分知っているのですが、抹茶のジェラートでもまた違った美味しさを楽しめます。
もう一つは夫の選んだカカオソルベ。こちらも苦みの後味の良さが素晴らしい。2人でシェアしてちょうどよい感じでした。

元々乗る筈のスターフライヤーは全日空との共同運航便だったからなのか、臨時便は全日空でした。これも遅れ気味になりながらもやっとこさ羽田空港に到着した時には心からほっとしました。
前日からバードストライクがあったり、そのためなのかその日の最終便の欠航が発生していたりということも12日の運航に影響があったのかなあ。でもとにかく帰れてよかったです。
歩行距離は12.6km、16,625歩とまあまあでした。