2000年 福岡篇:風月、Hebe

お茶「風月」(中央区:天神福ビル1F)

昔はパン屋さんだった処にセルフ式の飲食スペースが出来てたのですねぇ。
中学の時からの友達がずっとこのビルの中でお勤め、私は西ビルでお勤めしてて、福ビルは通り道でした。
すごく懐かしい場所。2Fに丸善が出来てたなんて~。あの待ち合わせ御用達の小さな本屋サンは「とうじ」の売り場になってしまっていた・・・・。
その友達と軽くお茶。アイスラテ。もうすぐ念願叶って結婚する彼女。おめでとう、お幸せにね!

西鉄グランドホテル(中央区:大名)

・・・は、今回単に待ち合わせに使っただけなのだけれど。
この老舗のホテルは、短大の頃のクラブの仲間との御用達の場所でした。
改装してもう無くなったコーヒーハウスは、呑み会をした帰りでも空いてたし、大人数で行っても必ず座れたので、当時とても重宝していました。
‘ホテルのロビーで待ち合わせ’ってのも、このホテルで学びました。
1人がけの、背もたれの高いゆったりした居心地の良いソファ。静かに華やいだ空間。ホテルマンの動き・・・。
携帯電話なんて無かった昔々、連絡の取れる待ち合わせ場所としてホテルのロビーを使うと云う行為は、社会人になり立ての頃に覚えた、私にとっての‘オトナの振る舞い’でした。
きっとその頃は私はまだまだコドモで浮いてたのかもしれない。
今なら、もう少し、ましかなあ。
・・・何てこと考えてる内、件の短大時代の仲間と集合。

夕食「辿」(中央区大名)

生きのイイ魚がメインの創作料理。
器がまた素晴らしく、器好きの私の為にここを選んでくれたそうです。
大トロのあぶり焼きもオススメ。白ワインと共に、舌で楽しみ、目で楽しみ。
頂いたお料理にどれもハズレも無かったです。
大名の辺りは、通な素敵なお店がひょっこりとあって、それを見つけるのがとても面白かった場所。
今はすっかりオシャレな、全体的に感度の高いエリアになってる印象を受けました。

お茶「Hebe(閉店)」(中央区西通り)

ケーキセット(カフェラテとパンプキンパイ)
Hebeと云うと枕詞のように「財津和夫さんの・・・」というフレーズが付いてくるのですが、
私にとってのここは短大時代に「カフェオレボウルを初体験した・・・」という場所。

接客とか味とかそう云うのはもうどうでもよくて、かつて画廊だったらしい落ち着いた店内とは裏腹に
いつも満席で女のコのお喋りでそれはそれはヤカマシイ、大好きなお店でした。
全ては懐かしく相変わらずでした。

やはり福岡はどんどん変わっていて、岩田屋新館が専門学校に売却って話は一番驚きました。
雑貨ブームになる直前の頃、重宝したピラミッドゾーンはすっかり別物だったし。
時間を見つけてはかつて歩いた処を歩き回りましたが、明暗がくっきりと分かれてるみたいでした。
福岡を離れて久しいという方々からメールをよく頂きます。是非機会を作って天神界隈を歩いてみてください。ホントに驚くから。

この日の晩は、仲間のお家へお泊まりさせて貰いました。
どうもありがとう! 夜中のPC教室でお礼に代えて・・・。
改めて思い起こすと全然紅茶を飲んでない日でした。ラテとかモカばっか(笑)