1994年 イギリス篇 TVの話

英国に来ての楽しみの一つにTVがあります。

別項でも書きましたが、朝の友は高尚なBBCニュースではなく、「Big Breakfast」です。
早口だし、殆ど聞き取れないのですが、朝からとてもテンション高く、テンポも良く、何やらとっても楽しそうでPOPで、 CMに入る前のジングルもすっかり耳から離れなくなりました。
CMの雰囲気も日本とは随分違います。
30秒は優にあり、じっくりと語り掛けるようなナレーションのものが多く見受けられました。
同じ商品のCMでも、日本ver.とは別なんだと知りました。
英国の方が大人っぽく感じました。


「Surprise Surprise」も楽しい番組です。
公開番組で、無作為に選ばれた人の望みが目の前でかなっちゃう、嬉しいびっくりの番組。
望みはあらかじめ聞いてあるんだと思いますが、自分のが実現するかどうかは判らない。
あなただったら、どんな希望をかなえてもらいたいですか?
私は・・・う~ん、欲張りなので悩む処ですが、教授(坂本龍一)にそばで生ピアノ演奏をしてもらいたいです。


ビリヤードの試合の中継も日本ではまず見られない番組です。
たまたま見掛けたのは、若手の上品そうな男の子対年配のガラの悪そうな悪役風の男性の試合でした。
ギャラリーなどもいて、お行儀よく観戦してました。


未だにルールが分からないのがクリケットの試合です。
延々と試合が続いているし、攻撃中なのか守り中なのか今一つ把握できません。
大好きな林望さんもその著作によると理解するのが難しそうなことが書いてあるので、
やはり英国人のためだけのスポーツなのかしら?