2002年 イギリス篇 Newens, Maids of Honor

朝食

プルーン入りヨーグルト、苺、バタートースト、ミントティ。

やや調子悪くてもお薬飲んだし大丈夫。。。と思い、このお天気のよさは絶好のキューガーデン日和だわ、と駅まで歩いていく内に、だんだん気が遠くなってきました。何だかとても具合が悪くなってきて、這うようにフラットに戻るとYunpiyoさんも驚いていて。とにかくベッドに横になりたくて、倒れこみました。2時間ほど苦痛と格闘し、どうすれば楽になるのか全然見当がつかず、トイレに行ったり、心当たりのツボを押してみたり、ベッドで七転八倒したり・・・最後には疲れて眠っていました。
旅行先で体調を崩すことくらい、心細いことって無いですよね。それにしてもYunpiyoさんにもとてもご心配とご迷惑をおかけしてしまいました。本当にごめんなさい・・・。
で、1時間くらい眠った後、自然にすうっと気分よく目が覚めました。実に爽快。
午後はYunpiyoさんとお茶の約束をしていたので、これは予定通り出掛けることにしました。

アフタヌーンティ(Newens)

set
tea £5.45
丁度ランチタイムが終わる頃で、10分待ってお客さんが入れ替わり、中に入ることが出来ました。通された席は、小関由美さん「イングランド-ティーハウスをめぐる旅」をお持ちの方は9ページをご覧下さい、カップルが座っているその席でした。
オーダーは勿論メイドオブオナーを含むセットティー。このセットはクリームケーキもしくはメイドオブオナーの選択なのですが、日本人だからか?聞かれもせずに。
スコンはでかいプレーンとフルーツ入りの2個、クロテッドクリームとバターとジャムが付きます。
情報が先行してチーズの塩気が勝ってると勝手に想像してたので、思ったよりは甘かったのですが、しつこい訳ではありません。うまいです。うまいのは判るけど、私の後ろに座ってた中国系の男子二人が、凄い勢いで、ひとり4個は食べていました。軽い味わいだから、それも無理のない話しかも。また食べたいです。
処でメイズオブオナーと書こうかメイドオブオナーにしようか迷ったのですが、私が食べたのは1個なのでメニューに従って後者にしました。


丸テーブルにウィンザーチェア、それに床もどれも木の風合いが使い込んだ濃い色になっていて、この閑静な住宅地で長く愛されてきたティールームだということを忍ばせます。Yunpiyoさんとこの一年のお互いのことを様々にお喋りしながら午後のお茶の時間を過ごしました。

おやつをたくさん目の前にしてご機嫌のワタクシ。Yunpiyoさんも、午前の私の様子からは信じられないくらい元気になったわ、と驚いていました。私自身も驚きましたけど。ニューエンズでのお茶の時間はとても楽しみにしていましたので、よく頑張った、私!とねぎらってやりたい気分でした。

あとは不動産屋さんを冷やかしたり、大きなスーパーマーケット(センズベリー)で豪快に買い物をしたりしてバスでYunpiyoさんちに帰りました。住宅地を縫って行くバスもまた楽し。

夕食(ニューエンズのテイクアウェイ)

チキン&ハムパイ。£2弱。ニューエンズのショーケースを帰りしな覗いてたら、並み居るケーキたちは勿論美味しそうだったのですが、このチキン&ハムパイに目が釘付け! Yunpiyoさんの「これ美味しいわよ」のひとことに、本日の夕食は決まり。好きな分だけカットしてもらいます。
ハムもチキンもパイ生地も美味しいんだけど、煮こごり部分がまた美味しい!ん~、これもまたリピートしたいけど、他のも色々食べてみたいなあ。
付け合せには、レタスにバルサミコ酢とハーブソルトをかけ、プチトマトはそのままでつまみました。
プチトマトは今日のお買い物で買ったもの。
枝つきで売られてるのがすこぶる可愛い!こんな細かいとこにいちいち感動する私をYunpiyoさんは面白がってます。
他にも卵のパックも可愛くて感動。 だって、王由由さんでなくとも紙で出来てる卵のパッケージに「これ可愛い!下さい!」と云いたくなりますよね。Yunpiyoさんは気前よくくれて、「でもイギリスの卵は、なんと云うか新鮮なので、菌がこのパッケージについてることもあるので、食べ物を直接これに入れないほうが良いわよ」とアドバイスを。未だ、可愛い使い方を編み出していなくてそのままなのですが・・・。

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