東京:神田「近江屋洋菓子店」


西日本出身の私たちは、西日本のうどん屋さんが好きなので、
行ったことない讃岐のうどんにも心を開いております。

先日、取引先の方に連れていって貰って、その美味しさに感動した夫が
是非私にもと云うことで、神保町の丸香のへ出掛けました。
列はあったものの、オペレーションがてきぱきしていて、
5,6分ほどで席につくことができました。

私は、山かけひや480円。
このコシは、心酔するほど、いやしてる暇はないんですが、とても強く、
全力で立ち向かいたい美味しさでした。
いりこだしもほっとします。
夫は、かしわ天も頼んでいて、これまたいい具合の揚げ具合。

某・西新宿のセルフの有名讃岐うどん屋さんに、近頃残念な気持ちになった私たち、
新しく心を寄せる讃岐うどん屋さんを確保できて、一安心。
彼は、丸香もいいけど、野らぼーの方が好きだ、とも申しております。

長居は無用なので、ずずっと食べたら、さっと会計を済ませて出るのが鉄則。
ぶらぶらと歩き、こちらの近江屋洋菓子店で、デザートタイム。

喫茶コーナーが満席だったのだけど、先にドリンクバー525円のみ支払うと、
椅子無しの場所で飲み物を飲みながら、待つことができます。
ドリンクバーのフレッシュフルーツジュースが2種類あることに、感動。
イチゴとグレープフルーツがあり、後者の甘みがとても強かったです。
随時、ミキサーで作られたものを補充していました。
他には、バナナミルク、抹茶ミルクなどもありました。

ほどなく呼ばれて着席、 改めてケーキを選びます。
私は、アップルパイ315円。
おおぶりで、しっかりしたパイ生地、甘さも控えめで余計な味付けがないりんご、
堂々たる歴史がそのままそこに焼きこまれているような気がいたします。
・・・ただ、プラスチックのフォーク1本では、少々食べづらい。
今度行く時には、真剣にマイフォークとナイフを持っていきたいとすら思いました。
いや、でも素朴で美味しかったです。

彼はショートケーキ441円。
いちごがぎっしり詰まってるバージョンもありましたが、
彼としては黄桃も入ってるのが嬉しかったらしく、こちらに。
こちらも懐かしい感じの優しいスポンジ生地で、いいですねえ。

ドリンクバーには、なぜかボルシチも。

牛肉も入っているらしいのですが、私たちがいたときにはお目見えせず。
どちらにせよ牛肉はそのときには特に食べたくなかったので、よし。
野菜たっぷりで、ほっとする味わいです。
少量ながら、パンも販売されているので、パンにドリンクバー、そしてケーキと云う流れで
立派にランチセットを組み立てられますな。

ドリンクバーの冷たい飲み物ばかり飲んでたら、いい加減身体が冷えてきて、
ホットチョコレートに切り替えましたら、これまたチョコ風味が美味しく、寛ぎましたよ。

レトロ、と云うかそのまま時代が止まったような、不思議でシンプルな空間でした。
穴場だなあ、人知れずゆっくりできそうです。

印象としては、アルプス洋菓子店を思い出させるラインナップでした。
あちらもまた行きたくなりました。
以前のアルプス洋菓子店の訪問ページ

わー・・・今日の世界ふしぎ発見は、イギリスだったのに、録画失敗してしまった!!
予告みて、ウットリしていたのにかなりショックです・・・。