2007/04/12

京都:百万遍「cafe進々堂」


私のノスタルジックな気持ちだけで、京都観光でのカフェは、進々堂と決めていました。

義祖父の葬儀が終わり、帰りには何処か私の好きな処で
新幹線を途中下車しようと、配偶者からの提案が。
もう20年近く行ってない京都!とすぐに決まり、慌ててポイントをふたつ絞りました。

荷物を置いてすぐ、駅ビル2Fの観光案内所でバスのことを聞き、
市バスの一日乗車券500円を購入して向かったのは、北野天満宮。
叔父が「北野天満宮は桜が綺麗」と云ったので、「梅だけじゃなく桜もなんだ~」
なーんて思ってたら、あまり無いようで・・・。

かろうじて見かけたこちら。
まあ、でも途中バスの中から見事な桜並木を見れたのでよしとしましょう。

焼餅屋さんを発見。
太宰府天満宮の梅が枝餅のように、焼餅は天満宮とは切り離せないものかも。

あんこぎっしり、皮は薄めでとても美味しかったです。

予定ではこの後、おばんざいのお店でランチをする予定だったのですが、
急に配偶者の気が変わり、先に次の予定だった銀閣寺へ。
哲学の道の入り口ですでに桜に圧倒されます。

お弁当買ってきて、ベンチでお昼ごはんにすればよかったねえ。

参道を歩き、お土産屋さんの生八橋のバリエーションの多さに驚きつつ、試食。
黒ごまが特に気に入りましたが、試食で満足してしまい、購入に至らず。

銀閣寺の侘び寂びは、実に好みです。


以前はこういうの、あったっけなあ。

庭職人さんたちが、日頃このように多種類の苔を見分けては、メンテナンス。
気持ちがこもった看板で、心情がとてもよく伝わります。
この右には「とても大切な苔」サンプルもありました。

小高い処まで上ると、銀閣寺全景含めて、京都の町並を見渡せます。
大文字焼きの「大」が良く見え、
桜並木が続く一角がそこだけほんわか明るくて美しい。

銀閣寺を出て再び、関雪桜と呼ばれる迫力ある桜並木の哲学の道をそぞろ歩き。

やがて、あてにしていたお店のランチタイムがそろそろ終わりに近づき、
何処で食べるか真剣な問題になってきました。
正直、お葬式関連で和食的なものが続いたので、
そういうものじゃない食事を二人とも何となく欲していて・・・。

そこで思いついたのは、東京にもある天下一品。
実はまだ食べたことが無く、こってりしている代名詞のように云われていますが、
むしろそれを食べたいような気持ちに。
しかしいざとなると何処だろう・・・と途方に暮れ、ガイドブックで紹介されていた
天天有と云うお店に行ってみることに。

古今烏丸地下の天天有 四条烏丸店は、3時近かったのでガラガラ。
しかしずらりと並ぶ店外の椅子を見ると、人気店らしく期待も高まります。
私は丸(野菜と鶏がらで煮込んだスープ)の並、
彼は角(豚の背脂入りのこってり)のチャーシュー麺、煮卵に変更、
餃子を一人前のオーダー。

さっぱりしつつもコクのあるスープと、ストレート麺が大変私の好みでした。
京都のラーメン、肌に合います。
しめて1650円、お手軽なのも嬉しい。
天下一品にも今度行ってみたくなりました。

さて、順番は違いましたが、進々堂を目指します。
お腹も満たされて、バスの中でウトウト・・・。

この進々堂は、卒業旅行で友人と奈良・京都を巡った時に、
京都での宿が百万遍の辺りで、
偶然、朝ごはんを食べに入ったカフェだったのです。
当時のことがとても夢の中の出来事のように、ずーっと心の中にありました。
ほの暗い室内、黒光りのずっしりとした長テーブルに長椅子、
レトロな外観・・・。

その後、このカフェが歴史あるカフェだということを知り、
次に京都に行った時には、またコーヒーを飲みに行きたい、と
ここ10年ほど思い続けてようやく、でした。

横にパン屋さんもあったんだなあ、とすでに売り切れているショーケースをチラッと見て、
カフェの中に入ると、喫煙カフェなんだなあとちょいと残念。
すぐに奥の屋外のテーブルに席を取りました。

私はスコーンセット。
飲み物は、「コーヒー(ミルク入り)」と書いてあるのが面白くてそれにしました。
まさしく、ミルクを入れたコーヒーが添えられていて、カフェオレとはは違うんだねえ。
スコーンはちゃんと温めてくれていて、バターとホイップクリームとイチゴジャム。

彼は、カフェオレと、ホットドッグ。
普通、ホットドッグって云ったら、ドッグパンにソーセージが挟んであって、
せいぜいレタスがぺろっと入ってるくらいの軽食・・・と思いきや。

こ、こんなに来てしまいました!

野菜たっぷりポテトサラダと、ハム&千切りレタス!
私、スコーン殆ど食べてるんだけど、彼は「半分こしない?」と、
律儀に2種類とも半分私に譲ってくれました。
ありがとう・・・果てしなく満腹です。
二人で1300円くらいだったかなあ、学生さんの味方のカフェですね。

私の気が充分済んだので、京都駅にまたバスで戻り、お土産をサラッと買い、
荷物をロッカーから出し。
ふと、辻利のショップが八条西口の近くにあり、
抹茶ソフトクリームを食べてしまいました。
やはり、抹茶の濃さが他と違うような気がします。
美味しいなあ・・・ワッフルコーンより、通常コーンの方が、
抹茶ソフトが引き立つような気がする、と通常コーンで食べてみて思いました。

京都の休日はつかの間、またじっくりと巡りたいなあ。
あまり興味がなかったにもかかわらず、私へのねぎらいの意味で
付き合ってくれた彼にも感謝です。