2003/05/11

東京:千駄木「Green Leaves」


先月、内装工事を終えて上野の旧岩崎邸庭園の洋館が公開を始めました。
その後に裏道を散歩がてら中国茶のカフェへ。

グリーンリーヴスのイメージのまま、緑色が印象的な店内。
私は菊花プーアール茶と紫芋ようかんを。
中国茶には干菓子がデフォルトで付いてます。

たくさん歩いた時には、中国茶は何煎でも入れられるし
すうっと身体に入ってくるし、ましてや大好きなかび臭いプーアール茶は最高です。
芋ようかんは素朴な紫芋の味がして、重くなく美味しい。

友人の龍井茶はとろりと甘みが強く、
かつて龍井茶を貰って自分で淹れてた頃のとは全然違って丸いのです。
いい茶葉なんだろうなあ~。(と茶葉のせいにしてみる)
3種デザート盛りには、マンゴープリン、杏仁豆腐そして愛玉子の大サービス。
それぞれに美味しいのですが、レモンシロップのために愛玉子の印象が強いかな。

どっちのデザートもかなりオススメです。
美容に関心の高い方は亀ゼリーもどうぞ。

さて、旧岩崎邸庭園は、400円でこんなに楽しめるなんて!と大満足のスポットです。

チケット売り場の手前から私の行ったタイミングでは並んでました。
中では人数制限を行っており、たしか2F部分では70人くらいだとか?
文化財を守るために様々な努力をしている処も好感持ちました。
スタッフの方たちも温かみのある対応でホンワカです。

この建物の設計は、英国もしくは建築好きならきっとその名を知っているかもという
ジョサイア・コンドル。
一概に***様式と云えずに、ここにはジャコビアン、この辺はコロニアル、
でもってアメリカのカントリーハウスのイメージも、とミックスされてるのは
「もしかして教材として作ってない?」とうがってみたくなる(笑)
でも和館も含めて妙に調和してて興味深い。

ステンドグラスやら壁紙やら天井やら、暖炉やら見所満載です。
兎に角じっくり見学するのをオススメします。

上野の杜の緑がベージュの洋館と素敵なコントラストを構成していました。


コンサバトリーのこの空間は、絶対にアフタヌーンティーを楽しみたい場所。
そんな企画は無いのかしら・・・。


1F婦人室の天井と壁のパネル。
シルクに刺繍を施していてなんとも贅沢で美しい。
1Fも2Fも婦人室の角には2箇所ずつ装飾を施したパネルがはめ込まれていて
尋ねてみた処、はっきりしたことは判らないけど
彫刻などが置かれていたのでは、と推測しているそうです。
お食事の前に男女別れて控え室でそれぞれおしゃべりをして過ごすのに、
話題のきっかけ作りになるようなそんな配慮だろう、とか。
確かにまんまと気になってしまった私。

その他ダイニングの食欲をそそるような情熱的な真紅の壁紙も印象的。
床の寄木造も贅沢です。
そうそう、2Fのトイレも必見!
ロイヤルドルトンの陶器が使われているトイレなんて、
落ち着いて何も出来やしないと思いません?

和館への流れ方も一瞬で空間の旅をしたような不思議な気持ちになります。
純和風の数寄屋造りをベースにした建物は、とても落ち着きます。
お抹茶も楽しむことが出来るようにもなっています。


芝庭にでてベランダ部分からを望む。
この2Fで先ほどの私の写真は撮った物です。
ベランダの列柱が1Fはトスカナ式、2Fはイオニア式と
これまた違う様式を取り入れていました。


スイスの山小屋風の撞球室。
GHQが占領したのは、幸いだったのか?不幸だったのか?

それにしても昔のお金持ちのお金の使い方は、
今日に貴重な財産を残してくれたのですね。