東京:青山「Peet’s Coffee & Tea」 (閉店)

もう、どう褒めようかずっと考えてて。
とりあえず項目を挙げることにしました。

●紅茶が充実
他の様々なシアトル系ほかのコーヒーチェーンと違い、
店名に少なくとも「Tea」の文言が入ってるから、やっぱ紅茶(ピーツティ)を。
すると「ではこちらからお選びください」と渡された別紙のメニューには
販売もされている茶葉がずらりと数十種あり、目が泳ぐ始末。
疲れているときの常としてスパイシーな物が欲しくなるので
マサラ・チャイをオーダーしました。

その際、別メニューにあるチャイとの違いを丁寧に説明してくれました。
チャイは、既に甘みやスチームミルクが入っており、
マサラ・チャイ(ピーツティ)はポットで入れるので、よりスパイシーです、とのこと。

●受け渡しは名前で
フレンドリーだし、誰のコーヒーが先か明確です。

●ティポットでストレナー付
やるな、と思ったのが、白くて丸いポットに、
ステンレスのシンプルなストレナーがついてきたこと。
ピーツで340円で実現できるのなら、
なぜ他のお店では出来ないんでしょうね~。

●試飲サービスおよびコーヒーサーバー
他の店舗や曜日とかで常に行ってるのかどうかは知らないのですが、
少なくとも紅茶もコーヒーもどちらも、セルフサービスで提供されていました。
さらにコーヒーサーバーを見て、それがプレス式だったことに
そうそう、そうなのよ、とお店の人に思わず云ってしまいたくなりました。

●カスタマイズが可能
コンディメントバーっていうのはスタバ用語なのか判らないのですが
無脂肪、ローファット、普通のと3種のミルク、
シロップや蜂蜜、シナモンパウダー、水、など完備。
スタバと似てるなあと思って色々調べてみたら、
スタバの創業者がもともとピーツで修行したらしい。

●茶葉&豆ありき
メニューからは、コーヒーなり紅茶なり、豆や茶葉で選ばせる姿勢が伺えます。
スタバ初心者だった昔、何だかよく判らずメニューの左上にある「ショートラテ」を頼んだ私、
メニューの最初に何を持ってくるかは大事なんじゃないかと思うのです。
私の選んだマサラ・チャイ、しっかりとはいってて、とても美味しかった。
コーヒーもしかり。
冊子Descriptions & Recommendationsは持ち帰り熟読すべきです。
Teaしか持って帰らなかったけど、Coffeeのも同様に充実でした。

●木目で落ち着いた店内
どちらかというとヨーロピアンな暗めの雰囲気です。

すっかりピーツ コーヒー&ティーのファンになりました。
陳腐にならない程度に、お店を増やして欲しいものです。

追記(03.01.18)
青山のお店が今の処一番いいかも?
新宿はちょっとお茶飲むくらいにした方が良い感じ。
神田小川町は季節がよければオープンエアでもいいけどって感じ。

追記(03,5,25)
ピーツのサイトを見てびっくりしました。
神田小川町、新宿に続き、青山のお店もクローズしたそうです。
残るは六本木店のみになったみたいですが、
こういう風に気軽に飲める紅茶のお店がなくなるのは実に淋しい。
うちに帰ってから紅茶を飲もうって気持ちになってしまうなあ。