兵庫:高砂「一平」


先月、急遽夫の実家へ行った際、私は夜遅かったのでもうお風呂に入って寝るだけ状態でした。
翌日は夫の弟夫婦がお気に入りだというイタリアンに連れて行って貰うはずが、
事故渋滞にはまってしまい、予約がキャンセルになってしまいました。

で、その午後には新神戸のホテルにチェックインしたいし、
気軽に食べられるようなものは…と思案していた夫がふと思い立ったのが、一平のかつめし。
夫の実家では度々話題に上る、一平のかつめし。
説明は受けるものの今ひとつピンと来ていませんでした。
夫の母方の祖父母宅でも話題になり、従妹たちから「え~まだ食べてないの」とまで。

これはいい機会、と車をそちらに向けて。

店構えが昔に比べて立派になって増築されているそう。
確かに「すし かつめし」ってお寿司屋さんなのに、すでにかつめしと並列で書かれているし。
へ~。
で、大人と子供取り混ぜて6人全員がかつめしを注文です。
家族は誰もお寿司を頼んだことが無いらしい。

ほどなくやってきた、私の並みのかつめし。
ダイナミックに、ご飯の上にこんがり上がった牛のカツと、たっぷりかかったドミグラスソース。
ちょっと酸味があるこのソースは、牛カツもご飯もすすみますよ。
茹でたキャベツが添えられています。

そもそも牛カツ自体を初めて食べました。
関西は牛肉文化ですものね。
柔らかく箸でも切れるくらいで、老若男女に親しまれるのも納得です。
一歳半の甥っ子も初めて食べる牛カツのトリコで、相当進んでいましたよ。

おっとは、かつめし大。
ご覧ください、この迫力。

左は私の並です。

またひとつ、夫のソウルフードを共有することが出来てよかったなあと思いました。

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