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2017/09/09

2017年 京都篇:リストランテ オルティーヴォの朝食、源光庵、今宮神社、大徳寺、雨の日も風の日も、建勲神社、船岡山、渓涼床

朝食「リストランテ オルティーヴォ」(京都市北区 東急ハーベストクラブ京都鷹峯)


夕食と同じホテル内のレストランで朝食2,268円です。ハーフビュッフェで、鉄板で調理される卵料理のみオーダーして運んでいただき、その他はビュッフェ台から各自自由にというスタイルです。
2人ともオムレツにしました。しゅっとしたスタイリッシュな形で、また付け合わせが立体的な盛り付けで、テンションが上がります。今後に活かしたいですが、真似できるかしら。練習あるのみ。
ビネガードリンクやサラダやガスパチョなど。

ドレッシングは、味噌ベースのと何だっけ2種類のものが我が家的にはヒットでした。ああ、記憶が薄れていくのが悔しい。
スープはミネストローネとじゃがいものポタージュ。

夫は卵のサラダのような感じのトッピングが気になり、パンを1枚食べていました。

私はこの朝食ではパンは強いて食べなくてもいいなあと思えたのと、カレーに惹かれたのでこちらにしました。

枝豆をトッピング。福神漬けでなく柴漬けが添えられていたのも京都らしさ的な。ラッシー代わりにヨーグルトドリンクを合わせます。カレーで大正解。夫は勿論カレーも食べていました。
果物はメロンもありましたが、私のチョイスはこんな感じで。

おとなしくコーヒーだけいただこうと思いましたが、小さなガトーショコラなどもおいしそうで。

ビュッフェでよくありがちな感じでなく、ちゃんとおいしかったです。

結局今日も満腹でランチは食べられないだろうなあという予感を抱きつつ、身支度を整えて観光へ出掛けました。

観光「源光庵」(京都市北区)


去年の京都旅行の時から夫がずっと「丸い窓のところに行きたい」と言っていたので、ここから近い場所に宿を取ったというのも大きな理由だったりします。歩道がなく歩きづらい処ではありますが、鷹峯街道をてくてく北上し、本日の観光はここからスタートです。
元々臨済宗だったのが、途中から曹洞宗に改宗した由来のお寺。受付の手前にはお茶を作る道具も残されていたり。臨済宗の開祖栄西が茶を持ち帰ったんですものね。


廊下の上につるされている魚の形のはなんだろう?なんとなく何か打ち鳴らす感じではありますが。

拝観料400円を受付で支払い、「血天井もぜひ見て行ってくださいね」とお勧めされます。いったん右奥の方を見学し、それからハイライトと思われる本堂の方へ歩みを進めます。
…上を見上げてみると、ドキッとします。

足跡がくっきり。こちらは手形がくっきり。

伏見桃山城の遺構である天井を持ってきたもので、1600年に石田三成に負けた徳川家康家臣・鳥居彦右衛門元忠たちが自害したときの血の跡がこんなに今でもくっきりと見ることができるのが凄まじい何かが宿っているような気がします。
天井は穏やかではないのですが、有名な悟りの窓と迷いの窓はずっと眺めても眺めても飽きることのない空間でした。

人々がさほど押し寄せてくるほどではなく、入れ代わり立ち代わり修学旅行生の小グループなどがやってきていました。人々が来る度にちょっと退いたりして、本当にしばらくここで時を過ごしました。なかなかまたいつ来れるか分からないけど、次は紅葉の季節を目標にしたいです。

血天井の呪いなのか何なのか、ここで私は蚊の集中砲火に遭いました。夫は全然刺されてなかったのに…。つらい…。

観光「今宮神社」(京都市北区)


歩き屋の我が家は、源光庵から次のお寺へてくてく歩いていたのですが、通りかかったこの楼門の鮮やかさに思わず足を止め、こちらも参拝することにしました。細部まで眺めているとここだけで時間が掛かるほど。

境内に入り振り返ってなお美しい。疫病にもかかりたくないししっかりと参拝しますよ。一度、応仁の乱などで荒廃したらしいのですが、秀吉が御旅所を再興したのだとか。意外にもここにも秀吉のゆかりを感じることができました。

また、桂昌院が特にこちらにも思い入れが強く色々と寄進したお話などを訪れてみて初めて知りました。逆転大奥系しかドラマや映画で見ていなかった歴史音痴というか、ここ数年のにわか歴史ファンなので、桂昌院というと田中聖くんや西田敏行さんで自然と再現されてしまうのです。…せめて私の中の認識を女性で上書きしたい。
この桂昌院となったお玉さんにちなんで、玉の輿神社とも呼ばれているそうです。ほうほう。

境内には稲荷社と織田稲荷社があり、お稲荷さん好きとしてはそれぞれもお詣り。織田稲荷は織田信長公を祀っているそうです。他にも宗像社というのがあり、これは福岡の宗像大社とも関連があるのですよね。

東門の参は、名物あぶり餅屋さんが両脇を固め、右からも左からもお声が掛かります。折角なので食べたい気持ちは重々あるのですが、なんせ朝食しっかりコースでしたので断念…またいつか。

観光「大徳寺」(京都市北区)


今宮神社の楼門からまっすぐ今宮門前通りを南下して大徳寺を目指します。途中の瓦を使った塀のデザインが面白くて。並べ方が一定じゃなく、ところどころ気まぐれが混ざっているのは何故?
学校のところで左折して、気持ちの良い空間がさらに広がります。


途中に織田信長公廟所があったり(非公開)。

結構非公開のお寺が多く、行けるかな…?と通路を歩いて行ったらダメな所が多々あります。そこはすっと引き返します。
看板に導かれるように大仙院を拝観(400円)します。
撮影は一切禁止で、説明係の人にあれよあれよと枯山水の説明などを受けます。一通り回ったら、折角なので本堂の廊下から枯山水を眺めてしばし時間を過ごさせてもらうことにしました。すると別の案内係の人が説明を始め、これはさっきの人からは聞かなかったな…最初に概要を説明してそれから細部を説明してくれるからわかりやすいな…と思ってしまっていたのですが、後で聞いたら夫も同じ意見でした。残念ながら得られる情報は人によるかも。
お暇する時に多分先代なのかとても明るくフレンドリーな和尚さんに「新婚さん?You look very happy!」と声をかけられました。ええっ新婚っていうには薹が立ちすぎてるし、新婚という言葉にまごまごしていたら日本語が通じないと思われたのかすかさず英語に切り替えられたのかよく判らないのですが、「Thank you very much!」と私も笑顔でお答えいたしました。楽しい締めくくりでした。
最初にお邪魔したときに汗だくだった夫に受付の方が団扇を貸してくださろうとしたりして、基本的に温かいおもてなしをしてくださる処という認識です。

それから大徳寺へ。改めて大徳寺と言ってもそもそもこの辺り一帯は何某院の集合体なのですね。こちらは仏殿だったかな。

大徳寺の開祖は兵庫県の赤松氏の家臣の息子だったのですね。そういうこともあって夫の母がこちらの大徳寺に心を寄せているのかな。我が家では大徳寺納豆で有名です。この世の中の食べ物はすべて尊重して生きていきたいと考えているのですが、大徳寺納豆は数少ない受け付けなかった食べ物です。(アレルギーとかでなく)好きな人は本当に好きですよね、甥っ子もパクパク食べていたそうです。

通常非公開の興臨院がこの時はちょうど特別公開中でラッキーでした。拝観料600円。

花頭窓の向こうの方丈前庭が美しい。こちらも中々離れがたい魅力のあるお寺でした。

お次は、苔寺としても有名な大徳寺の塔頭 龍源院。拝観料は400円くらいだったでしょうか。枯山水のお庭もまたこんな表現があるのかと興味深くぐるりと回りました。坪庭のような東滴壺が有名です。
また龍源院で撮ったと思われるこちら、何の建物だったのでしょう。

上の方に「酒」って書いてあるのが気になりました。塀の向こうなので、龍源院外の建物かと思われます。

個人的メモですが、大徳寺界隈でもしっかりと蚊に刺されました…軽く自分を見失うくらいな数ですが、気合で乗り越えます。でもつらい。

おやつ「雨の日も風の日も」(京都市北区)


抜けるような青空で拝観に次ぐ拝観で結構疲れてきましたので、とあるコーヒー屋さんを目指すことにしました。が、目指して北大路通を西へ向かい始めましたら、何やら素敵そうなパン屋さんを発見。これはとりあえず入って、夕食のために昼食はきちんと食べないけど、こちらのパンを少し購入するくらいは胃を整えるためにもいい筈…と緊急会議の結果こちらのお店へ入りました。
トレーとトングをもってどれにしようなんてワクワク選んでいたら、小さなイートインコーナーがあることに気づきました。
そこで飲み物も買い、しばし休憩させていただきました。パンについて詳しくはパンブログのくるくるセイバリー他/雨の日も風の日も@京都をご参照ください。

観光「建勲神社、船岡山」(京都市北区)

パン屋さんで少し元気を取り戻したため、折角近くにあるのだからと建勲神社へお参りすることにしました。神社自体は新しく明治に入り、信長公をお祭りするために作られたようです。まずは一気に稲荷神社へ上り、そこから東参道と合流すべく少し下がり、階段を上ります。これがまた結構ハードで、ひとしきり登ったら視界が開けて京都の町を一望できました。流石、山と名が付くだけあります。拝殿や本殿にお参りしましたが、全然写真撮っていない…やっぱり疲れてたのでしょうか。

北参道を通って船岡山公園へ移動します。東屋のベンチから落ち着いて京都市内を再び一望しますが、ここで私だけでなくとうとう夫も蚊の餌食となりました。今日は蚊に悩まされる一日です。
近くにあったこちらのベンチは何故三角の形に向き合っているのか、謎でした。

夫はPerfumeのPV用なんじゃないと冗談を言っておりました。そうかもね。

船岡山は聖徳太子の頃にもその名があり、清少納言も「丘は船岡」と書いたらしいので、歴史は古い場所のようです。でも全体的に人が少なく、かなり穴場のゆっくりできる場所でもありました。

おやつ「はなふさNORTH店」(京都市北区)


元々こちらの喫茶店を目指していた処、前述のパン屋さんに巡り合ったので寄り道を経てとなりましたが、北大路通に戻ってこちらのお店へ辿り着きました。とにかくほかほかに身体の芯から温まってしまっていたので、冷たいコーヒーのカテゴリから選びました。
私はクリームコーヒー630円。冷たい珈琲にアイスクリームを浮かべたいわゆるコーヒーフロートです。アイスクリームも一緒に食べられるなんて最高。
夫は少し悩んだ結果、カフェ・ダイアナ630円。

冷たい珈琲を炭酸で割ってレモンを浮かべたという初めて出会う飲み物でした。爽やかな不思議な味。お店の方のおすすめする通りガムシロップを入れた方がよりおいしいかも。

京都で初めてサイフォンでコーヒーを淹れたお店なのだそうです。1955年創業という老舗の渋い喫茶店でゆったりする時間がありがたいです。

ひんやりとした飲み物で静かにクールダウンをして、ホテルまでの帰り道を検討します。勿論、歩き族なのでどう歩くと面白いかを検討しますが、Googleの経路検索では絶対に川沿いを歩かせないのですね。先ほど通りかかった、深い場所にある川が気になったのですが、3つの候補のいずれも川沿いではないので素直に従い、佛教大学15号館から北上することにしました。

観光「御土居」(京都市北区)


ひたすら北上していくと、こんもりとした小高いあたりに辿り着きました。これだ!と明らかに蚊に刺されそうな場所を上りました。

改めて地図を見ると、右側の佛教大学一帯の細長い区画は御土居そのもの…。残されているこの足元にある御土居と地図上の区画を見比べて感動します。

昭和56年に設置された御土居の説明板は達筆な感じのフォントが素晴らしいので大事に保存してほしいな。(拡大した説明板

鷹峯街道に出てホテルに向かいますが、途中セブンイレブンで虫刺されの薬がないか確認しますがありませんでした。駐車場の片隅にこのような碑が立っていて、

徳川時代の鷹峯薬園跡なのだそう。虫刺されの薬草はないのかなあ。結構歩く途中で薬局がないか軽くは探しましたが、これでもうあきらめがつき、蚊に刺されたことを忘れて過ごすことにしました。

おやつを購入した光悦堂の向かいの御土居。

鍵を借りられるらしいのですが、もうこれ以上蚊に刺されることもないかなと思い、フェンスの外から静かに眺めました。

おやつ「光悦堂」(京都市北区)


タモリさんも食した御土居餅を購入しました。ホテルに戻って、お茶を入れておやつの時間です。

赤エンドウ豆入りの羽二重餅で漉し餡を包み、形は御土居のように細長く、そして赤土よろしくきな粉が掛かっています。この肌触りは絶品。歩き疲れた身体にじんわり染みわたりました。幸せ。

とにかく暑い一日で汗をかいたので、開場まもない大浴場へ。今日は向かって右側の方のお風呂なのですが、断然こちらの方がよい。屋外の寝椅子でしばらく一人涼んでおりました。考えたら今日一日あまり人混みに遭遇せず、マニアックな場所ばかり歩いたなあ。

夕食「渓涼床」(京都市北区 しょうざんリゾート内)


鷹峯に泊まるもう一つの目的は川床で鮎を食べるという夫の願いを叶えること。とにかく鮎好きなのでマスト事項でありました。メニューは3種類あって、一番高いのは黒毛和牛ステーキが付いていて連日食べなくてもいいなあと思ったのと、一番安いのには鱧と松茸のしゃぶしゃぶがないから、やっぱり真ん中の10,000円の床会席かなということでこちらを予約しておりました。
5時15分からの回で、まだ辺りは明るい。水音も涼しげでとても心地よい場所です。ここからお料理を堪能しながら川の様子が変化するのも楽しみです。9月いっぱいの営業なのでギリギリお邪魔することができてよかったなあ。
先付は、枝豆寄せ。

むっちりした中にも枝豆の食感も残っていて楽しい始まりです。
椀物は、ふかひれの茶碗蒸し 白髪葱 銀庵。

お造りは、マグロと鯛だっけ、それと鱧。

鱧いいなあ、好きだなあ。
中皿は、まずはこの入れ物に驚きました。

虫籠のような形で、籠部分をとるとこのような焼鯖寿司と野菜寿司が姿を現します。

先ほどから器も素敵だなあと思っていたので、こういうすべて含めた演出が実に楽しいです。

いよいよ夫の待望の、子持ち鮎塩焼き 蓼酢。

美味しいねえ、よかったねえ。昨日はコンフィ、今日は塩焼き。左の黒いのは、黒豆のすり流しでしたっけ。
ビールを飲んでいた夫は日本酒に切り替え。

後で気づいたのですが、前日伊勢丹の地下で試飲のうえ買った日本酒も、同じ「桃の滴」だったようです。
段々ほの暗くなってきました。

蚊遣りがあるお陰か、ここでは全く蚊に刺されず快適に食事を楽しめておりますよ。
揚物は、蝦夷鮑の天麩羅、野菜の天麩羅。

私は事前にアレルギーを伝えていたので、鮑は松茸に変更されていました。やったー!

松茸の香りのなんと素晴らしいこと。普段松茸を食べることがないので、こんなに香りが鼻から抜けるほどなのか…と味わいました。夫も逆にうらやましそうでした、ふふふ。ゲランド塩も添えられ、これは次の鍋フェーズでも使うことに。
小鍋の準備が始まります。

鱧と松茸のしゃぶしゃぶ鍋です。塩ポン酢でいただきますが、時々ゲランド塩でもいただくのもよいです。

鱧も普段食べないので、このぶりんとした食感も好きです。もうすぐすると落ち鱧になってまた別の美味しさがあるらしいのですが、そもそも鱧自体食べる機会がないので、今日の鱧を全力で楽しみます。
ご飯は、鰻の白焼きの釜炊きごはんか、釜炊き白ご飯から選べるのですが、どう考えても鰻ですよねえ。

じゃーん、この迫力。お茶碗によそってもらい、赤だしのお味噌汁と、お漬物と一緒にサーブされます。

いやーん、幸せ。ご飯3杯分食べてしまいました。ひっくり返るー。
最後はグレープフルーツのゼリー寄せ。

すっかり夜になっていて、気が付かなかったのですが雨も降っていました。今回の旅行中、雨に降られたのはこの川床から南館へ戻るこの時だけでした。


食休み後、オブジェに向かって右側の今夜の女湯に行きますが、かなり混雑していてクールダウンの長椅子には座れず残念。
この日も17,629歩歩いてクタクタになりましたが、温泉でリフレッシュして就寝いたしました。


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