2004/01/01

千葉:ホリデイ・イン東武成田

室内

事の発端は、母がお正月に何処かホテルに泊まりに行きたいというリクエストにお答えしつつ、すでにもう「このホテルがいいのだ」と何処かで客室の写真を見て云って来た処から始まりました。
何でわざわざ?とホテル好きの皆様は思うかもしれないのですが、まあ、彼女が泊まりたいというのであればそれが良かろうと、公式サイトを見て「スイートに泊まる『スイート&グルメプラン』」を予約しました。
スイートルームなら、それなりに良いだろうと期待したので。
一旦成田空港まで行き、シャトルバスでホテルへ。Roseと名の付いたスイートルームへは、案内も無く自分たちでお部屋に入りました。
リビングルームのソファ。やや染みがあるのは、まあしょうがないとして。寝そべって寛げるのは良いですね。
客室に入ってすぐゲスト用のお手洗いがあり、ダイニングルーム。チェックイン時には気づかなかったことが翌朝に・・・。
ダイニングルームには簡単な流しがありましたが、備え付けのホットドリンクはティバッグの煎茶とインスタントコーヒーのみ、という淋しいラインナップ。ちなみに冷蔵庫のビール2種とソフトドリンク3種はプランにより全て無料でした。
リビングの奥に寝室が。
カーテンはサイドテーブルで開閉を制御できる装置があったのですが、レースの方しか動いていませんでした。

寝るときに気づいたのですが、向かって右のライトスタンドの足元に綿棒が放置されていました。もう、すっかり寝る前だったので、文句を云う気持ちになれず、げんなりとしていました・・・。
寝室のテレビやライティングデスク。母と観たいTV番組が異なっていたので私はこちらで寝そべりつつ。

浴室

明るいバスルームは、有線の音楽も聴け、換気扇も付いていて良い。
しかしアメニティはもの淋しい感じがし、洗面台には髪の毛が何本か落ちていました。
何だかなあ~。
チェックインしてしばらくして、母はプールに泳ぎに行き、私はジャグジーでリラックスすることにしました。
しかし、いざバスタブにお湯を張ってとぷんと浸かってから、ぎょっとしたのが、またもや髪の毛!嘘でしょう?
すぐ栓を抜いて、横でまずシャワーを浴びたりしながら、一方で浴槽を洗い、改めて入りなおした次第・・・。裸になってるから今クレームを云ってもしょうがないし、こんな時にどうしたらいいんだろう。
この時点で相当このホテルに不信感を抱いていました。
ちょっと疲れたお風呂上りをソファで寝転んで読書をしてリラックスのしなおし。
母がプールから戻ってきて、しばらくしてプランについてた「フランス料理のディナーコース」を頂きにカフェ・レストランへ降りていきました。レストランはズワイガニバイキングを開催されてて、フレンチとはそぐわない気もしていたら、個室を用意してもらってて、この点は快適。
ハーフボトルのワインも付いてて(付いてることを無かったことにしようとしてたので指摘して持ってきて貰う、というやり取りはあったけど)、ゆっくりと晩御飯を楽しむことが出来ました。フレンチと云うより、なんとなく披露宴で頂くお料理色が濃かったけどね。
ホテル周辺は何も無いので、晩御飯はホテル内で頂くのが無難です。

夜、ゲスト用のお手洗いに母が入ったあとで「ちょっと汚れてたから綺麗にしたよ」と私は注意されました。え、ちょっと待って、私はそっちは一回も使ってない。そしてもう綺麗にしちゃったのねえ・・・。現場を押さえられなかった。その後で、寝室の放置綿棒を発見し、グッタリ疲れてしまったのでした。

朝はゆっくり寝て、そして明るいダイニングテーブルで朝のお茶をと用意していたら。
テーブルの上に何かこびりついてる!ちゃんと拭いていない!すっごく驚きました。もう、これまでに5箇所も私はげんなりしてきて、クレームのタイミングを逸していました。ああ、もう!

午前中、気を取り直して母とプールへ。受付の方は愛想が無いし、ロッカーは会社とかにあるような事務ロッカーで、プールへ行ってみるとくたびれた造花ジャグジーの周りを飾っていたり、外からはお散歩の人がひょっこりのぞきに来たり、なんかこう、呆然としつつロッカー室に戻ってふと上を見たら、廊下との仕切りの壁の上の方には、ほこりの塊が垂れ下がっていました。ぞぞぞぞ~~~。
此処は、本当に国際空港のインターナショナルな顔として営業しているホテルなのか? 心底呆れてしまいました。

昼食(「ラ・フロリダ」ホテル内)

朝食をランチバイキングに振り替え。
でもねえ~もうなんかあんまり食べるものがないって気持ちになっていました。カレーも具がさらわれてて残ってない風情だったので、ステーキとかコロッケとか野菜のグリルとかをトッピングしてオリジナルカレーにしてみました。ああ、なんて健気なんでしょう。
サラダバーのお野菜は冷凍ですね、という食感で、特にブロッコリーは食べられるレベルじゃなかった・・。

唯一私は、ソフトクリームがあったのが救い。杏仁豆腐を深みのあるお皿に敷き、その上にたっぷりかけて締めくくりました。
空港へシャトルバスで戻り、新しくなってた第1ターミナルのレストランやショップのあるあたりをウロウロしました。母も、こっちでごはん食べても良かったね、と。
どんどん空港が生まれ変わっています。成田空港へは海外へのゲートウェイとして次は必ず近いうちに来よう!と決意した正月3が日でありました。

母は、ホテルにスパがあるのが絶対条件でそれがあって泳げて満足し、広いお部屋で滞在し、上げ膳据え膳でごはんも頂けたし、ゆっくりできたと満足していたので、まあよしとしましょう。泊まりたいと思ったホテルに泊まって、そこそこ楽しめたのですから。「あそこが汚い此処が汚い」と私がチェックするので、かえって「まあまあ」となだめていたくらいでしたし。
彼女は私なんかよりたくさん海外旅行に行ってて、色んな目にもあってるみたいだし、これくらいなんてこと無いのかもしれません。

でも私にはとっても不愉快なホテルでした。アンケートに仔細に記入し、「これが本当に支配人殿の目に触れて、改善がされるのかどうか私は確認する術もありませんが」と厭味も入れて渡してきましたが、3週間経っても何の回答もありません。

ホテルでこんなに厭な気持ちになったのは初めてです。
今回のことで学んだ点が二つ。
一つは、クレームを云うタイミングを計るべきだということ。
二つ目は、当たり前のことが出来ないというのが実に痛々しいことである。翻って、私も当たり前のことが出来ていないと悲惨だろうなと思いました。仕事にしろ私生活にしろ・・・。

それにしてもこんな糾弾するような内容の滞在記ではなく、「ああ楽しかった」と読んで下さる方も旅行した気持ちになれるものを書ける滞在をしたい。今まで、泊まって「素敵なホテルだなあ」と思ったホテルは、当たり前のことをきちんとしているだけでなく、ゲストに対して心地よい気持ちをサービスしようという精神に溢れているのだ、と改めて思い知ります。素敵なホテルに感謝を。